こんにちは、MacBook Proユーザーるびこです。
MacBook Pro 2016はインターフェイスの貧弱さに定評があります。
USB type-Cがオーディオを除くすべての機器の接続も、本体の充電も担っているからです。
あまりたくさんの危機を接続すると、本体の充電ができない!なんてことに
そんな時役立つのがUSB type-C付きのハブ。
確かに便利ですが、使用上注意してほしいことがあるのでまとめておきます。
充電もできるUSB type-Cハブ
例えばこんなの▼
実際に私が使用しているものです。
充電しながら使えて便利です。
関連記事:【充電・HDMIも】これで完結!USB-CハブでMacBook Pro 2016が完全体に
ただ、ハブ経由の充電について注意してほしいことがあります。
電流の流れを考える
データ転送に関しては一旦置いておいて。
今回注目するのは給電の向きです。
2つのケースに分けて考えます。
ケース1:充電していない、あるいはハブを経由せずに充電している場合
これは普通に「充電できないハブ」と同じ使い方です。
従来通りハブに接続している機器の電源は、PC本体から供給されます。
当たり前ですが、PCをシャットダウンすれば接続している機器への給電も停止します。
ケース2:ハブ経由で充電している場合
これができるのがこの手のハブの良いところですね。
しかしこの場合、先ほどとはハブ・PC間の給電の向きが異なることに注意してください。
また、このケースでは外付けHDDはPCを経由せずにUSB-Cケーブルから直接電源が供給されています。
充電のUSB-Cケーブルを抜くと
当然ですが、外付けHDDへの電源の供給が停止し、強制的に接続が解除されます。
「安全な取り出し」できなくても、
最近のは滅多なことがない限り大丈夫だとは思いますが。
一応リスクヘッジはしておいてもいいかもしれませんね▼
気づいたときには手遅れ!の前にデータ復旧ソフトでリスクヘッジしておこう(PR) – 理系男子のぐうの音
逆の場合は接続が解除されない
ケース1のようにハブに充電ケーブルを接続していない状態から、USB-Cを接続しても同様に電源の供給元は変わります。
しかし、あとからUSB-Cを接続する場合は機器の接続は解除されませんでした(検証済み)
これは、電源の供給源こそ変わりますが、瞬間的に供給がストップするわけではないので、接続が保たれるためだと思います。
充電の出力も低下する
特に安価なものだと高出力の充電に対応していません。
12インチMacBookなら大抵のハブで問題ないと思います。
しかし、13インチや15インチのMacBook Proだと出力不足に感じるケースもあるかもしれません。
ちなみに、13インチMacBook Pro 2016に同梱されている充電器の出力は61 Wです。
▲こちらのハブを経由すると、55 Wの電源として認識されます。
この差はほとんど無視できます。
ひょっとすると、15インチMacBook Pro 2016だと物足りないかもしれません。
詳しくは下記記事で▼
【充電・HDMIも】これで完結!USB-CハブでMacBook Pro 2016が完全体に
今日のぐうの音
いままでラップトップの充電は独自の端子だったのでこういう心配はいりませんでした。
しかし、USB-Cになってデータ転送と兼用になってしまったことでこのような弊害も生まれています。
USB-Cの規格がアップデートされれば解消するのかもしれませんが、現在MacBookなどを使用している人は注意してみてください。
ラップトップ:13インチMacBook Pro
キーボード:HHKB Professional BT
マウス:Logicool MX ERGO
モニター:BenQ EW3270U
ヘッドフォン:SONY WH-1000XM3
スピーカー:Bose SoundLink Resolve
拝見させていただきました。
一つ質問なのですが、
ハブ経由で充電している時に充電ケーブルを抜くと他の接続機器がいったん接続解除してしまう、とのことですが、
逆に、充電していない時に充電ケーブルを挿した場合にも、やはり電力の供給源が変わり、接続機器はいったん接続解除してしまうのでしょうか。
コメントありがとうございます。
検証しました。充電していない時に充電ケーブルを接続しても、機器の接続は解除されませんでした。
元の供給源を取り外すわけではないので、通信したまま供給源を変更できるようです。
本文にも追記させていただきます。
大変参考になりました。
検証いただきありがとうございます。