こんにちは、るびこです。
ドライヤーが壊れました。買い換えねば。
ドライヤーといえど、ただ温風が出るだけではありません。
独自の強みを持った製品が数多く販売されています。
そんな中で、理系男子の私は何を選ぶのか・・・
※この記事内では決めきれていません。
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筆者はマイナスイオンを信じていません
信じてないけど、マイナスイオンのドライヤーが悪いとは思ってません。
矛盾しているようですけど、気になる方は読んでみてください。
だいたい「マイナスイオン」って何だよ、「アニオン」だろうが!
学術用語じゃないどころか、そもそもマイナスイオンなんて英語はありません。
”陰イオン” を表す英語は ”anion” です。アニオンって言っても誰も買ってくれないよね。
対になる ”陽イオン” はカチオンと呼びます。
ちなみにもっというと「アナイオン(ænὰɪən)」という発音が正解です。
一応Wikipediaを見てみたら、物理学の世界では「negative ion」とも呼ぶそうです。
参考:
イオン – Wikipedia
気体中で分子が電離したら、それを「プラズマ」と呼ぶよ
”プラズマ” と聞くと、多くの人が「もう理解の範疇を超えた」と感じるのではないでしょうか。
でも ”イオン” ならお手頃感ありますよね。ゆとりの前は中学理科の用語でしたし。
ちなみにシャープさんは ”プラズマクラスター” という名前をつけています。
気体に焦点を当てているなら、その呼び方のがまだしっくりきます。
マイナスイオンとは何か
PanasonicのナノイーとかSHARPのプラズマクラスターのページを見る限りでは、
マイナスイオンはOHラジカルであると書かれています。
正確には ”電気を帯びた物質(イオン)を含む水の粒子” 中に含まれる ”OHラジカル” が効能を持つと。
OHラジカルは電気的に中性だからイオンではありませんから、結局イオンがどんな化学種なのかは分かりませんでした。
空気清浄機のマイナスイオン紹介ページはOHラジカルの話で持ちきりでした。
(OHラジカルと活性酸素の話とかを始めると長くなるのでまたの機会で)
一方で、ドライヤーの方ではOHラジカルの話は一切なし▼
髪にやさしいナノケアシリーズ | パナソニックビューティ | Panasonic
プラズマクラスタースカルプエステ IB-HX9K | ヘアケア美容家電:シャープ
なんだか眠たい説明で、到底納得できるものではありませんでした。
SHARPの実験では「冷風を5分間当てた場合」とか書いてて、家でやってたら腕疲れるわ!と思いました。
マイナスイオンを売りにするメーカーの気持ちもわかる
もし、私が疑っているように「マイナスイオンには効果がない(あるいは毛髪の短い人は効果が薄い)」とします。毛髪が薄いとは言ってません。
でも、競合他社のマイナスイオンドライヤーがばんばん売れてたら後追いするしかないですよね。
消費者もマイナスイオンがなんだか分からなくても、同じ値段ならマイナスイオン機能付きを選びますよね。
そんな悪循環でマイナスイオンドライヤーが世にはびこってしまうのは仕方がありません。
マイナスイオンに懐疑的な私でも、わざわざマイナスイオンを避けようとは思いません。他の機能が気に入ればマイナスイオンドライヤーでも買います。
ここまで1500文字くらいかけて何が言いたかったのかというと、マイナスイオンでドライヤーを選ばないということです。
マイナスイオンを選ぶ消費者がダメだとか、非科学的なものを販売するメーカーが悪だとか言いたいわけではありません。
本題のドライヤー選び
髪のことを考えると、少しでも早く乾くほうがいいです。
そのためには、高温・大風量である必要があります。
しかし、高温もタンパク質にとって良くないもの。だから低温・大風量で早く乾かすのが理想的です。
しかし、ドライヤー自体が低温である必要はありません。
髪からドライヤーを離せばいいだけですね。しかし、離すのなら、より風量が大きい必要があります。
つまるところ、
一に風量、二に風量、三四がなくて五に温度というわけです。
以下、7商品を紹介します。段々と値段が上がっていきますよ。
テスコム ヘアードライヤー
これなしには語れないんじゃないでしょうか。
圧倒的なAmazonレビュー数。
風量が大きく、価格も安い。あまり髪にこだわらない男性にはピッタリじゃないでしょうか。
VAV(ヴィー・ヴィー)イオンドライヤー
これまで、風量こそ正義!くらいの勢いで話してきましたが、ちょっと気になることも。
いま私は、パーマネントをかけています。
強風をガンガン当てたらカールが伸びてしまうのではないか。
そんな不安も。
これにはディフューザーが付属するので使ってみたい。
関連記事:
【ワックスもいいけど】せっかくあてたパーマを生かすためのスタイリング剤3選 – 理系男子のぐうの音
コイズミ ヘアドライヤー ダブルファンドライヤー
量販店で触った感じではこれが一番風量があった気がします。
黒いボディから覗くピンクのファンが特徴的なモデルです。
ファンが左右ではなく直列に並んでいて、意味があるのか甚だ疑問ではありますが。
テスコム ヘアドライヤー Nobby NB3000
通常のドライヤーは1200 Wですが、このNobby NB3000はなんと1500 W。
ハイパワーです。量販店で触った感じも
この武骨な見た目も案外好きだったり。
重いというレビューが目立ちますね。
パナソニック ヘアドライヤー ナノケア
現在のドライヤー界のヒット商品と言えばこちら。
マイナスイオンは信じてないと散々言ってきましたが、人柱的に購入して試してみないことには机上の空論ですからね。
本当に効果があるのか使ってみたい気持ちもあります。
でもお高いんだよなあ。
リュミエリーナ HAIR BEAUZER ExcelleMium2
でました!「バイオプログラミング」
あまり調べていないので適当なことは言えませんが、マイナスイオンと似たものを感じます。
簡単に言うと、水分子の吸収する波長の赤外線を出すってことらしい。
こたつや電子レンジ、日向ぼっこと同じ原理ですね。
水分子を振動させて、温度は上がりますが、それでどういう特殊効果があるのかは不明。
Dyson Supersonic アイアン/フューシャ
思わず二度見してしまう外見とお値段を持つこちら。
ダイソンのドライヤーです。ドライヤーを買うつもりじゃなくても量販店で見かけたら、
「どこから風出るの?」
と、思わず手に取ってしまいますよね。
吸引力(風量)が変わらないただひとつのドライヤー、なのでしょうか。
2万円のドライヤー2個買って、両手で乾かした方が早いんじゃないかな。
今日のぐうの音
今のところ、Nobbyに気持ちが傾いています。
でもコイズミも同じくらい風量出てて半額だし、難しいですねえ。
量販店やAmazonを眺めていて思いましたが、やはりマイナスイオンはほとんどのモデルで実装しているんですね。
ドライヤー購入編を近日中に執筆することになりそうなので乞うご期待。
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