こんにちは、Tシャツの下にも必ずインナーを着用することに定評のある るびこ です。
クールビズの季節。
せっかくカッコいいYシャツでも下に着たTシャツやタンクトップが透けているときの残念さたるや。
じめじめした日本の夏で、Yシャツの下に何も着ないのはもはや論外。
じゃあどうすれば!?っていうサラリーマンを救ってくれるインナーの代表2着
- ユニクロ エアリズムシームレスVネックT
- グンゼ YG カットオフ
を比較してみました。両社の下着に関する考え方が分かってとっても面白い結果に。
あなたにぴったりなのはどちらでしょうか?
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Yシャツの下に着る透けないTシャツ(下着)を選ぶ基準
以下の3つを満たすことでYシャツの下のTシャツの透けを目立たなくすることができます。
- シャツのボタンを開けても見えないVネック
- 肌に近いベージュ
- 首元がカットオフ(切りっぱなし)
Yシャツを透けて下着が見えるということは、肌と下着に外見の差があるということ。
肌に近いベージュ色を選ぶことで色的な差を縮めることができます。首元の縫い目をなくすことで肌と下着の段差を減らすことができます。
そんな条件を満たす下着2種を比較してみます。
下着メーカー・グンゼの意欲作「YGカットオフ」
定価は1,500円なのでユニクロ エアリズムシームレスと同じですね。
下着に定評のある「グンゼ」が世に送り出す、お手頃インナー “YG”
その中でも先述の「カットオフ」仕様で、さらに「クールタイプ」
ユニクロのエアリズムシームレスと完全にキャラかぶりですね。
機能素材なだけあって、裏側には機能の説明があります。洗濯耐久性とかはユニクロには期待できないのでうれしい。
開封しました。こんなふうにシンメトリーに畳めるようになりたい。
初めて触った感じは「かなりコシのある生地だな」
クールタイプなのでもっと薄手でサラサラのイメージだったんですが。
ユニクロ エエアリズムシームレスVネックT(半袖)と比較
引用:http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/193293?rrec=true
▲こちらがユニクロ エアリズムシームレスです。
- 左がグンゼ YGカットオフ
- 右がユニクロ エアリズムシームレスVネックT(半袖)
まず、色がぜんぜん違いますね。グンゼ YGカットオフは濃いめ、ユニクロ エアリズムシームレスは薄めの色です。
私は肌の色が白めなので、ユニクロの色の方が近いですが、グンゼ YGカットオフを着ても気になるほどの色の差ではありません。
Vネックの開きはユニクロが好み
全面のVネックの開き具合はほぼ同じ。
だけど背中側の開き具合が大きく違います。
- グンゼ YGカットオフは背中側にあまり開いていない
- ユニクロ エアリズムシームレスVネックT(半袖)は背中側にも開いている
Yシャツのような襟付きの下に着るのならどちらでも問題ありません。でも、Tシャツの下だと形によってはグンゼ YGカットオフはちらっと見えてしまいます。
Vネックの開き具合ではユニクロ エアリズムシームレスに軍配が上がります。
縫い目にみる下着メーカー・グンゼのこだわり
他に違いを探すとしたら横の縫い目▼
ユニクロ エアリズムシームレスには縫い目、と言うのかわかりませんが、2枚の生地を繋ぎ合わせた跡があります。
- グンゼ YGカットオフは横に縫い目がない
- ユニクロ エアリズムシームレスVネックT(半袖)は横に縫い目がある
厳密に言うとエアリズム “シームレス” と言うだけあって、縫い合わせてあるわけではないです。でも触ればわかるほどの段差があることは確かです。
男でも、あると嬉しい脇汗パッド
なんと、グンゼ YGカットオフには脇汗パッドが付いています。これは頼もしいです。ユニクロ エアリズムシームレスより一手間かかっています
- グンゼ YGカットオフは脇汗パッドがついている
- ユニクロ エアリズムシームレスVネックT(半袖)は脇汗パッドがついていない
サラサラなエアリズム、しっかりしたグンゼ YG
どちらも冷感素材ではありますが、生地感は全く異なります。
ユニクロ エアリズムシームレスはメッシュにも近い素材でサラサラ。非常に軽い着心地です(通常のエアリズムよりもさらに軽い)。
- ナイロン 84%
- ポリウレタン 16%
関連記事:使い分けが重要!GU DRYとユニクロ・エアリズムの比較したら得手不得手が見えてきた – 理系男子のぐうの音
一方でグンゼ YGカットオフはかなりしっかりした素材。伸縮性もあって、いかにも現代の高機能下着って感じがします。
- 綿 35%
- ポリエステル 30%
- レーヨン 20%
- ポリウレタン 15%
ここで気をつけてほしいのがエアリズムシームレスには綿が含まれていないこと。オール化学繊維です。私は全く気になりませんが、綿が好きな方はグンゼ YGカットオフの一択になるでしょう。
ゆったりなユニクロ・ぴったりなグンゼ YG
ユニクロ エアリズムシームレスはゆとりあるシルエットです。別にダボダボなわけではなく、あくまで普通の範囲です。
グンゼ YGカットオフは結構タイト。「肌に触れてないと高機能も意味がない」と言わんばかり。伸縮性のある生地なのでストレスは感じませんが、ぴったりな服が嫌な人はいますよね。
ちょうどトランクスとボクサーブリーフのような関係でしょうか。
- なるべく着用感を出さないことを快適と捉えるユニクロ エアリズム
- 積極的に肌に触れて不快な要素を取り除こうとするグンゼ YGカットオフ
こんなイメージですかね。うまくまとまった。
今日のぐうの音
スーツの下に着用するならグンゼ YGカットオフの方が適しているな、と感じました。
しかし、Tシャツを直接着たくない私は、私服のTシャツのインナー用にユニクロ エアリズムシームレスも何着かは持っておく必要がありそう。
耐久性もグンゼ YGカットオフの方が良さそうなので
- ユニクロ エアリズムシームレス × 4
- グンゼ YGカットオフ × 1
の構成から
- ユニクロ エアリズムシームレス × 3
- グンゼ YGカットオフ × 3
くらいにリバランスしていこうと思います。
エアリズムシームレスVネックT(半袖)はこちらからチェック!
はじめまして。いつも拝見しております。
グンゼとユニクロのインナーレビュー、とても参考になります。
私は元々グンゼのシームレスではない肌着を着ているのですが、脇汗パッドがあるにもかかわらず袖が短く、まくり上がってしまいます。
写真を拝見したところ、シームレスタイプも袖が短いように見受けられますが、袖がまくり上がってくるといった事はありますでしょうか?
パロ様
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り袖は極端に短いです。
しかし、細めの作りなためか袖がまくり上がるということはないです。
まだ2ヶ月ほどしか着用していないので、生地の劣化による影響が出たら追加していきます。
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