こんにちは、新入社員のるびこです。
就活をしたことがある人なら誰もが目にしたことのある「募集要項」。
これには給与の欄があって、立派な金額が初任給として書いてあります。それはいわゆる額面で、実際に口座に振り込まれる「手取り」はいくらになるのか、私の実例を紹介します。
私の給料は今のところ会社の新卒の採用情報を調べたまんまです。隠す意味もないので公開しても大丈夫でしょう。
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額面と手取り
- 額面とは実際に会社が我々に払ってくれる金額
- 手取りは額面からいろいろ引かれて、実際に口座に振り込まれる金額
つまり、サラリーマンからすると重要なのは「手取り」ってことになります。
実際にどのくらい引かれているのか、実際に私の給与明細を例に見ていきましょう。
1の位まで教えることはできないので、だいたい有効数字2桁くらいにぼかしますがあしからず。
新入社員の給与明細
社会人の方には当たり前かもしれませんが、そもそも給与明細は給料日の前日に上司から手渡しされる書類です。
【余談】給与明細は電子化しないのか
ペーパーレスの時代に未だに書類なんですよねえ、正直もらうのも手間だし、渡す方は一人ひとり渡さないといけないからもっと手間。とっとと電子化したほうがいいと思うんですけどねえ。
手間が省けるなら、お金を出してシステムつくってももとが取れそうなのに、セキュリティの問題でしょうか?給与って超機密情報ですもんね。イントラネットならまだしもインターネット上で閲覧できちゃうのはリスクが大きすぎるのかも。
給与明細に記載されていること
大きく分けて3つの項目で構成されています。
- 支給項目
- 控除項目
- その他
それぞれに分けてみていきます。
1.支給項目
支給項目はシンプルです。基本給が書いてあります。
私の場合は有効数字2桁で、240,000円です。
ちなみに大学院卒の給料です。
関連記事:【大学生必見】大学院進学、メリット・デメリットまとめ 就職はどちらが有利?【実体験】
そこからいくら引かれるのか!?
2.控除項目
控除項目には差し引かれる金額が記載されています。
まずは社会保険料として
- 健康保険料 11,000円
- 厚年保険料 22,000円
- 雇用保険料 1,000円
とりあえずそれらが引かれます。社会保険料の合計は34,000円くらい。
健康保険は医療費の負担軽減に使われます。保険証のやつ。
厚年保険は厚生年金の略で、年金のためのお金。
雇用保険は失業したときに受けられるあれ。
額面から社会保険料の34,000円を引いた残りが所得税の課税対象になります。
引かれる所得税は5,000円。
さらに組合費2,000円も引かれます。
控除額の合計は41,000円くらいになります。
四捨五入のあとに演算を繰り返しているので、誤差は大きくなりましたがちょうどいいでしょう。雰囲気こんな感じです。
今日のぐうの音
支給額から控除額を差し引くと
240,000−41,000=199,000(円)
ぎりぎり20万円に届かないくらいですね。持株会などに加入しているとさらにそこから一定額投資に回されます。
関連記事:新入社員が持株会について考える。メリットとデメリットまとめ【エセ福利厚生】
会社の寮などに入居している場合もその額を差し引かれます。
いかがでしたでしょうか?
思っていたより多いですか?少ないですか?
ただし、これはあくまで「新入社員」の場合です。2年目からは加えて住民税も引かれます。さらに少なくなってしまうんです。
会社によっては住民税と同額くらい昇給して相殺してくれるところもあるみたいです。
就活生の皆さまや来年度から社会人の皆さまの参考になれば幸いです。
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