こんにちは、るびこです。
先日の記事での告知通り、本文の書き方の記事を書きました。
先日の記事を公開してから読者さんもTwitterのフォロワーさんも増えました。ありがとうございます。
その分いい記事を書かねば、という責任も感じています。
基本的なところをメインに書いています。ブログを始めたばかりの方や、他のブロガーがどんなことに気をつけて書いているのかを知りたい方の参考になれば。
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Markdown最高
まず最初にMarkdownを紹介させてください。
設定>基本設定>編集モード で選べる項目を、私は「Markdownモード」に設定しています。
「見たまま記法」を使っている方はぜひ使ってみてください。
Markdown使いこなせれば、書くスピードがめちゃくちゃ上がること間違いなし!
- 見出しとか表とかも作りやすい
- HTMLもそのまま貼り付けられる
- はてなの編集画面にこだわる必要がない
メモ帳などにMarkdownで書いたのをコピペしてもそのまま反映できるのがとっても便利です!
昔、見たまま記法で書いてたのは加筆修正するのも億劫になってしまうくらいMarkdown
の虜になってしまいました。
「はてなブログで書き方を変えたらPVが5倍に伸びたので方法を紹介する」的なタイトルのエントリ書けば一時的なPVを得られそうですが、代わりに大切なものを失いそう。嘘ではないんだけどね。
「ぐうの音」本文を書く順序6ステップ
私がブログの本文を書く順序を紹介します。
どんな記事もほぼ同じ手順で作成しています。
1.まず見出しを考える
どんなことを書きたいか、ざっくり箇条書きで書き出します。
そして、思いついたら随時どんどん追加していく。
タグをh2にするかh3にするかなども、この時点ではまだ決めません。
ブレインストーミングのような感じ。
2.見出しを並べなおす
次に見出しを並べ直します。
起承転結だったり、だんだんマニアックな情報に深掘りしていくなどなるべく読みやすい流れを考えます。
その時にh2やh3などのタグを決定します。
見出しが3〜4程度のときはh2だけにしてしまうことが多いです。
そうでないときは、h2があまり多くなりすぎないように階層を作ってまとめます。
3.見出しだけ読んでも伝わるように加筆
見出しだけ読んでもなんとなく本文の内容が伝わるように気をつけています。
- 開封の儀
- 外観レビュー
- メリット
- デメリット
- まとめ
だと、見出しにほとんど情報がありません。
- とっても丁寧な梱包
- 無駄のない洗練された外観
- 使ってわかったメリット2つ
- メリット1:小型で携行性抜群
- メリット2:競合製品に比べパワフル
- 使ってみて気になるところ2つ
- 気になる点1:バッテリー持ちがイマイチ
- 気になる点2:価格が高い
- まとめ
と書くだけで、なんとなくどんな製品かわかりますよね。
(補足)読む側は見出しタグなんて知らない
先程の例をもう一度、一部抜粋します。
- 使ってわかったメリット2つ
- メリット1:小型で携行性抜群
- メリット2:競合製品に比べパワフル
- 使ってみて気になるところ2つ
- 気になる点1:バッテリー持ちがイマイチ
- 気になる点2:価格が高い
中見出しで「メリット1:〜」のように書いています。
書かないほうが余分な情報がなくスッキリしてはいますね▼
- 使ってわかったメリット2つ
- 小型で携行性抜群
- 競合製品に比べパワフル
- 使ってみて気になるところ2つ
- バッテリー持ちがイマイチ
- 価格が高い
でも、読み手は必ずしもこの階層を理解しているとは限りません。
メリットの話が続いているなら、そのことを毎回認識できるような見出しにしてあげたほうが親切かなと思います。
5.本文の執筆・写真やリンク、strongタグの挿入
骨組みは出来上がったので肉付けをしていきます。
本文を書く時に気をつけていることは後述します。
文字サイズを大きくしたり、文字の色を変えたりはやりだしたらキリがないのであまりしません。やったほうが良いんだろうけど。
でも、大事なところにstrongタグは必ず挿入するようにしています。
これも、本当に大事なところだけ。
基準としては、見出しと太字だけ読めば、他を読む必要がないようにするイメージです。
あと、「記事の概要」も必ず書くようにしています。
6.予約投稿の前にかならず読み返す!
ここが一番大事。
書き上げた達成感から、「予約投稿する」の青いボタンを押したくなります。わかります。
でも必ず読み返しましょう。
誤字脱字はもちろんですが、他にも直すべき点が必ずあります。
投稿前に修正箇所が見つからなかった記事なんて今までありません。
次に、本文を書く時に気をつけていることをまとめます。
なるべく正しい日本語を使う
これに関しては、正しい日本語を使うことが絶対の正解とは思っていません。
砕けた表現が得意な人もいるし、口語的に展開してとっても読みやすいブログもあります。
自由度があるって、それだけ難しいと感じてしまいます。私の場合ですけど。
正しい日本語という大正義を定義してあげれば、迷うことなく書き進めることができます。あと、最低限の読みやすさも担保できるかなと。
この項は私の趣味だと思って読んでください。
「w」は極力使わない
まず、私が「w」を使いこなせていないというのがひとつ。
あと、書いても書かなくても情報量は変わらない気がするんですよね。使いこなせてないから?
次に「w」の流行が去った時、古臭い文章になってしまうことを避けるためです。
ら抜き言葉を使わない
ら抜き言葉でももちろん伝わるし、読む側は何も困りません。
でも、ら抜き言葉と知っていて書いているのか、ら抜き言葉が正しいと思って書いているのかは読み手には伝わりません。
日本語間違ってるって知ってて使ってるのかな?
って思われるくらいなら初めから「ら」を抜かないのが吉。
文章の信頼性に差が出ます。
まあ、気にならない人がほとんどですけど、月に何万人にも読まれるので、その中の数人の信用を稼ぐために「ら」を抜きません。
「すごい〇〇」と副詞的に使わない
これも「ら抜き言葉」と同じ考えです。だから割愛。
副詞は「すごく」ですからね。
「すごいカッコいい」←×
「すごくカッコいい」←◯
「〜してる」もなるべく使わない
これも「ら抜き言葉」と同じ考えです。だから割愛。
「い抜き言葉」とでも言いましょうか。
「やばい」も使わない
「やばい」という言葉を使うと情報が抜け落ちてしまうからです。
程度が甚だしいことはわかりますが、 ”何の” 程度が甚だしいのか分かりません。
だったら意味が一通りに決まる単語を選んだ方がスマートですよね。
意味が一通りになるように留意する
肉と野菜の食べ過ぎは健康に良くない
と聞いてどういう意味だと思いますか?
- 肉の食べ過ぎもNG、野菜の食べ過ぎもNG
- 肉と野菜を同時に食べ過ぎるとNG
どっちの意味も考えられます。
似てるようですが、意味は大きく異なっていますよね。
「肉の食べ過ぎも、野菜の食べ過ぎも健康に良くない」
と書けば、1の意味だとわかります。
私のように積極的に行動する人を見て憧れるだけの人は、いつまでたっても行動力は身につかないでしょう
さて、この文章も解釈が2つありますね。
「私」は ”積極的に行動する人” なのでしょうか、それともそれをみて ”憧れる人” なのでしょうか。
こういうときは2つの文に区切るのが良いですね。
「私は積極的に行動する人をみて憧れてしまう。私のように憧れるだけでは一生行動力は手に入らないでしょう」
と書けば、「私」は ”憧れる人” であるとわかりますね。
ここまでが、日本語の書き方の注意点です。
▼この記事で紹介している本を読めば大体書いてます。
【書評】文章の書き方の本、「理系向け」と「文系向け」それぞれ1冊ずつ紹介する – 理系男子のぐうの音
「ぐうの音」記事執筆の3つの掟
前項までは、日本語の使い方の側面でした。
ここからは、ブログに限った話をします。
掟1:カタカナや平仮名が続かないようにする
漫画進撃の巨人 → 漫画「進撃の巨人」 → マンガ「進撃の巨人」
マンガヒカルの碁 → マンガ「ヒカルの碁」 → 漫画「ヒカルの碁」
もっとわかりにくいのはひらがながいくつも連続した文章です。
↓
ひらがなが続こうもんなら文節が不明瞭になってしまいます。
いかがでしょう?
多少は読みやすくなっているのではないでしょうか?
掟2:固有名詞は適度に繰り返す
例えば、knotの腕時計について書いたこちら▼の記事。
「ダニエルウェリントン?いいえ、Knotです。」ノットの腕時計購入レビュー【オンオフ兼用】 – 理系男子のぐうの音
文中は「腕時計」と書けば「knotの腕時計」であることは伝わります。でもあえて、(しつこくならない程度に)「knotの腕時計」と繰り返します。
理由は以下の2つ。
- 読者に”knot” という名前を覚えてもらうため
- Googleに “knotの記事” だと認識してもらうため(SEOを意識)
スマートさには欠けますが、バランスを見つつ繰り返してます。
掟3:競合記事をあえて読まない
自分が狙っている検索ワードで上位の記事を読んで参考にする、と言うのは常套手段です。
しかし、私は最初の投稿ではあえて読まないようにしています。
自分を強く持ってないので、すぐ流されちゃうんですよね。正解を知ってしまうと、その正解に近づけることしかできないゆとり世代。
要は、オリジナリティーが出せなくなるということです。
まずは、自分の言葉で書いて投稿してます。検索上位の記事を読んで参考にするのは加筆修正の時だけと決めています。
たぶん少数派なのかもしれませんが、私の場合はこの方法のがいい記事が書けます。
今日のぐうの音
ここまで約4,000字です。いかがでしたでしょうか?
飛ばさず最後まで読んでいたでけたなら、参考になるかもしれません。
飛ばし読みされてしまうようでは、私の文章力もまだまだなんだと思います笑
それでも、もし参考になりそうなところがあればうれしいです。
「タイトルの付け方編」も近日公開予定です。
▼公開しました!
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この記事はブログ開設1周年企画で書かれた記事です▼
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運営方法について解説した記事はこちら▼
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