2020年の振り返り。今年は出かける機会が減ったので、家で使うものを充実させた一年だった。理系男子のぐうの音の管理人も例に漏れずたくさん買い物をした。そんな中でも特に買ってよかったもの、あなたにお勧めしたいものを10個選んだ。
- 在宅ワーカー
- おうち時間を充実させたい人
上記のような方にはきっと参考になると思うので、読んでみてほしい。
10位:長塩産業のハンガー
いわゆるちゃんとしたハンガーだ。木製で高級感もあるが、値段がお手頃なのがうれしい。
長塩産業のハンガーはヒトの肩の形をしている。僕も長塩産業のハンガーを使う前も太めのハンガーを使っていたつもりだった。
しかし長塩産業のハンガーは立体感がまるで違った。スーツをかけたら本当にシワがなくなって驚いた。これまで相当ひどい環境でスーツを保管していたようだ。もっと早く買えばよかったと思っている。
が・・・今年はスーツを着る機会が数回しかなかったので今回のランキングでは10位に甘んじている。
レビュー記事 > 「長塩産業のハンガーを買え」と新入社員だった自分に伝えたい
9位:あずきの力
あずきの力はレンジで温めて繰り返し使えるホットアイマスクだ。今年は在宅勤務をしていた関係でデスクワークが増えたので、目の疲れをあずきの力がとってくれた。
寝る前はもちろん、休憩中にもサクッとレンジで温めて使えるので便利だ。繰り返し使えるので、使い切りのアイマスクのように残機を気にすることなくどんどん使えるのが庶民の僕にはうれしい。
繰り返し使えるとはいえ、毎日使用で半年くらいでボロボロになってしまったのであくまで消耗品だ。
8位:トラスコ中山の折りたたみコンテナ
通称「オリコン」、文字通り折り畳めるコンテナだ。
毎日は使わないけれど捨てられないものや、ストックしているものを雑に放り込むのに使っている。使わない時は薄く畳んで置けるので非常に便利。
狭い賃貸では水平方向の置き場は限られている。僕らは三次元の中を生きているので残されているのは垂直方向のみ。オリコンなら縦方向にスタックしていけるので日本の住宅事情ともよくマッチする。
僕は以下のものをオリコンに放り込んでいる。
- お菓子&保存食のストック
- シーズンオフの服
- 行き場に困るが捨てられない小物
- 娘のおむつのストック
- 娘の玩具箱として
大型のオリコンは最大積載荷重が8kgとそこまで高くないので、その点だけ注意してほしい。
7位:MOFT X
iPhone XRは6.1インチと割と大きめの端末だった。にも関わらず片手操作ができていたのは他ならぬMOFT Xのおかげ。
バンカーリングの類はどうしても付けたくなかったのだけれど、非常に薄いMOFT Xなら気にならなかった。スマホスタンドにもなって、縦置き、横置きどちらも安定するのが本当に強力。
Magic Keyboardを繋いでブログを書く際にもスマホスタンドを追加で持ち歩く必要がなくなった。iPhoneに常に貼り付いているMOFT Xのおかげでカバンの中身がシンプルになったのも嬉しい。
1年使ったMOFT Xの成れの果て
— るびこ@理系男子のぐうの音 (@ruvico_gunone) December 26, 2020
所々消耗してきて、使えなくはないけれど買い替えどきかなあ、という感じ
ちなみに剥がしたり濡らしたりはしてません
あんまり高いものでもないし、1年もてば及第点ですかね
これから買う人はあくまで消耗品だって認識しといたほうがいいかも#moft #moftx pic.twitter.com/8u62ZwFczE
ちなみにMOFT Xも1年で買い替える必要があるかなあ、といった感じ。提供品ではあるが、気に入ってボロボロになるまで使った。ちなみに最近iPhone12 miniを購入して、MOFT XもMagSafe対応のものを入手したので近日紹介する予定。
そしてMagSafe対応のMOFT X!
— るびこ@理系男子のぐうの音 (@ruvico_gunone) December 26, 2020
これが出るのを待ってて、満を辞してiPhone 12 miniにしたまである
裸につけるとかなーりキワキワのサイズ感
カメラの四角にもちょい被ってる(撮影には影響ない) pic.twitter.com/YIPa7IURfD
レビュー記事 > 【レビュー】薄型スマホスタンドMOFT Xのアイディア勝ち!愛用決定です
6位:Logicool Folio Touch
iPadのケース兼キーボード。僕の生活を大きく買えたアイテムの一つ。キーボードとTrackpadがありながら、スタンドとしての自由度が非常に高い点がApple純正にはない魅力だ。
INPUTに偏りがちだった僕の11インチiPad Proの役割をがらりと変えてしまった。もちろん今までもBluetoothキーボードを繋いで長文を入力することはあったものの、Folio Touchのおかげでそのハードルがゼロになった。
ちょっとした隙間時間でバリバリ長文をタイプできるためブログ執筆のワークフローが一変したのだ。iPadとFolio Touchでガーっと下書きをテキストベースで書き上げて、画像やリンクの挿入はMacで仕上げる、といった感じ。隙間時間の活用で当然記事の更新数も増えて・・・!?
単純にキーボードだけとして考えると高すぎるが、TrackpadやiPad Proケース、そして長文入力のハードルを下げてくれる効果があると思えば、むしろお得感のある買い物だった。
レビュー記事 > 【レビュー】Logicool Folio Touch|iPadの生産性を著しく上げるキーボード
5位:LUMIX G99
カメラ関連ではLUMIX G99がエントリー。SONY ZV-1を購入から1ヶ月で手放して、代わりに手に入れたミラーレス一眼だ。
当ブログやTwitterではSIGMA fp関連の発信が多かったため、意外に思う人もいると思う。確かにSIGMA fpは僕のメインカメラだし、使っていて一番楽しいカメラだ。しかし万人にはおすすめできない。
今年の秋にこっそり購入していたLUMIX G99はSIGMA fpとは真逆の非常にバランスの良い、何でもそつなくこなせてしまうカメラだ。SIGMA fpには不利な場面を上手くカバーしてくれている。
意外と撮って出しの色がいいことにも驚いた。FUJIFILMのように背面液晶のプレビューで「う〜ん、エモい!」とはならないが、LUMIXの色作りは帰ってモニターで写真を確認すると「・・・おぉ〜」と思わせてくれる。Panasonicいい仕事するんだよなあ。
縁の下の力持ち的な意味で、今の僕には欠かせない存在になったため5位にランクイン。
レビュー記事>執筆中・・・
4位:電動昇降式スタンディングデスク
文字通り電動で足が伸び縮みして天板が昇降するデスクだ。厳密には購入したものではなく提供いただいたものだが、僕のライフスタイルを変えてくれたので紹介する。
やっぱり座りっぱなしは良くない。
立ったからといって、何か閃くとか作業効率が上がるとか、そんなことは一切ない。でも座った状態から立ち上がるという動作によって、(もちろんプラスの意味で)何かが起きることは何度か経験した。
立って作業という「状態」ではなく、立ち上がるという「動作」はかけがえのないものだと思う。だから簡単に立ったり座ったりできる電動昇降は僕にとって必須。
デフォルトではスタンディング状態にしていて、ちょっとした作業なら立ったまま、長時間なら一度座って→立って→また座って・・・を繰り返しながら使っている。
スタンディング状態なら椅子が机の下にしまえて、部屋がちょっと広くなるので妻もよろこんでいるみたい。
レビュー記事 > 【レビュー】FLEXISPOT スタンディングデスクE7|ワンタッチで「座る」に戻れるのが最高だ
3位:自作キーボード・Let’s Split
通称「レツプリ」
僕にとって二台目の自作キーボード。職場も自宅も自作キーボードになって作業効率がうなぎ登り。
Let’s Splitは無刻印のキーキャップを選んだため、視覚的ノイズもなくなり精神的にもGoodなアイテムだ。全てのキーの押し心地も配列も全て自分で決めているので(学習コストはかかるけれど)僕にぴったり。Let’s Splitが直接脳につながっているかのようだ。
作るのも楽しい僕のような人間にとって、自作キーボードはメリットしかない。
前作は茶軸(タクタイル)中心で選んだのに対し、今回は黒軸(リニア)中心でスイッチを選んだ。荷重が重くなったので、初めは慣れなくて指が疲れる感じがあった。でも今では撫でるようなタイピングを体得して、気持ちよく打てる。・・・が、もっと早く打てるようになる余地があると感じているのでさらに身体に馴染ませていきたい。
レビュー記事 > 自作キーボードLet’s Splitレビュー|最高にシンプルてミニマル
自作キーボードの多くはmicro USB接続なのでマグネットの端子を使っている。LightningなMagic Trackpadも同じ端子を挿していてiPhoneはQiなので、我が家からはmicro USBケーブルとLightningケーブルを駆逐できた。
おかげでこのケーブルを3セットも購入する羽目になったが、それだけの価値があった。データ通信もできる貴重なケーブルなので、どうかディスコンにならないで欲しい。
ちなみにMacにはCalDigit TS3 Plusを経由して接続している。これも買ってよかったものリストに入れたいくらい素晴らしいアイテムだ。USB-Cハブは10くらい試したが、自宅用なら初めからThunderboltドッキングステーションを買っておくのが賢かったのだと痛感した。
2位:ビルケンシュトック・ボストン
ちょっとした外出なら冬でもこれでOK。今年最も履いた靴かもしれない。ビルケンシュトックのボストンは爪先まであるタイプのサンダルだ。
土日のお出かけも基本的にボストンだし、平日会社に出社するときも3日に一回はボストンだ(サンダルで出社していることがバレたら多分怒られるけれど)。
初めの1ヶ月はソールが馴染まず、皮も硬いので裸足では靴擦れするしで暴れ馬だった。しかしソールが自分の足に合わせて沈み込んでからは、履き心地はもう最高。履き口の広さも手助けしてか、出かける時に無意識に履いてしまう一足になった。
ビルケンシュトックで修理もしてもらえるので、気になる方は1日でも早く買って1日でも長く使うのが結局お得だったりする。
レビュー記事 > ビルケンシュトック「ボストン」レビュー|大人なら持っておきたい至高のサンダル
1位:ダンちゃん
ダンちゃんは長谷川刃物の段ボール専用のカッターだ。カッターもハサミもあるのにわざわざ段ボール用のカッターは必要ないと思うかもしれない。実際に僕もそう思っていた。
ハサミを買い替えるタイミングでなんとなくダンちゃんを購入してみたら、これが大正解。
- 段ボールの開封が小さい力で簡単にできる
- 段ボールを開封するときにハサミを使わなくなるので、ガムテープの粘着剤で汚れなくなる
- 段ボールを簡単に切れるのでゴミ出しするときに同じサイズにまとめられて便利
といった感じでもう手放せなくなった。なんならハサミより使用回数は多い。注意点としては段ボールの切り屑が出る点と、ちゃんと刃物なので(当然だけれど)気をつけて使う必要がある点を挙げておく。
外出機会が減って、ネット通販も増えた現代人には必須アイテムだと断言できる。よって堂々1位!
こんなに安いんだからもっと早く買っていればよかった。
今日のぐうの音
以上、10点紹介してみた。キーボード2点とスタンディングデスク、ホットアイマスクなど在宅勤務関連のアイテムが多くランクインした。今年をよく反映しているなあ、と我ながら思う。
1位のダンちゃんは安いし、めちゃくちゃ役に立つので持っていなければいち早く手に入れて欲しい。ほんと最高だから。
そのほかのアイテムもどれを買っても絶対に後悔はしないはずなので、気になるものがあればあなたのほしい物リストに追加して欲しい。
2021年もよろしくお願いします。
ラップトップ:13インチMacBook Pro
キーボード:HHKB Professional BT
マウス:Logicool MX ERGO
モニター:BenQ EW3270U
ヘッドフォン:SONY WH-1000XM3
スピーカー:Bose SoundLink Resolve