PowerStudioってなに?
PowerStudioはAUKEYが手掛けるポータブル電源だ。モバイルバッテリーではなく、ポータブル電源。現在Makuakeにて応援購入を募集中だ。現時点ですでに目標額は大きく上回っている。
このAUKEY PowerStudioをお借りすることができたのでこの記事で紹介していく。
Makuakeプロジェクトページ>日常使いから緊急時まで!暮らしにとけこむポータブル電源「PowerStudio」
AUKEYは充電器やモバイルバッテリーに定評のあるメーカーだ。よくAnkerと比較されることが多い(名前も似ているし)。オーディオやPC周辺機器など手広くやっているAnkerに比べ、AUKEYは充電一筋といった印象を僕は持っている。
PowerStudioはポータブル電源(≠モバイルバッテリー)
PowerStudioは電源がない場所でも電源を供給できるポータブル電源だ。モバイルバッテリーとの大きな違いはコンセントによるAC給電が可能なこと。つまりスマホやワイヤレスイヤホンはもちろん、コンセントが必要な家電、例えばドライヤーとか掃除機とかプリンターとか何でもござれなのだ。そう、最強ってこと。
PowerStudioのスペック
簡単にスペックを紹介する。さらに詳しいスペックに関してはMakuakeのプロジェクトページを参照して欲しい。
- 最大同時充電:9台
- 容量:297 Wh
- 入力:DCまたはUSB-C
- 出力:DC、シガーソケット、AC(コンセント)×2、USB-A×4、USB-C
- 最大出力:400 W
- 重量:3.6 kg
- LEDライト搭載
さすがはAUKEY、USB-Cがきちんと搭載されている。そしてさらに嬉しいのがコンセントが2口あること。ただ単にコンセントを搭載しただけでなく、きちんと2口あるおかげで使い勝手は飛躍的に向上する。
PowerStudioの気に入ったポイント
まずは実際に使用してみて、気に入ったポイントを3つ紹介する。
- レトロで可愛らしいデザイン
- 重さとパフォーマンスのちょうど良いバランス
- パススルー充電可能
他にも素晴らしいポイントはたくさんあるので、詳しくはMakuakeのプロジェクトページを確認して欲しい。
レトロで可愛らしいデザイン
実はポータブル電源ってそこまで興味のあるアイテムではなかった。僕は今はキャンプも行かないし、車も手放してしまったので使いどころが限られるからだ。
なのになぜレビューの依頼を引き受けたのかというと、このデザインが気になったからに他ならない。くすんだ水色の筐体にゴールドのラインのアクセント。クラシックカーのようなデザインに惚れたのだ。
実際に実物を手にして、期待通りのデザインだった。わずかに水色がかったグレーはまさに僕の好みだった。角が取れてつるんとしたデザインも可愛い。
いい意味で期待を裏切られたのが持ち手部分。全く期待していなかったんだけれど、実物は牛革の質感がなかなか良かった。そこそこ重さがあるアイテムだが、程よく柔らかく幅のある持ち手のおかげで最小限の負担でしっかり持つことができた。
重さとパフォーマンスのちょうどいいバランス
この辺はモバイルバッテリーでも同じなんだけれど、大きさと容量はトレードオフ。どちらかを立てるともう一方が立たない。
そこで各社ニーズに合わせて、製品ラインナップを増やしたり、バランスの良いところで設計したりしている。
この辺りの感覚はさすが長年充電関係に携わってきたAUKEY。サイズ感も大きすぎず、容量もたっぷりというちょうどいいバランスだ。数日のキャンプなら十分に耐えられる。
パススルー充電可能
パススルー充電というのは、本体を充電しつつ、接続した機器にも同時に電力供給する機能だ。要はコンセントに繋ぎっぱなしにして、スマホの充電とかしてもOKだよ、ってこと。
これができるかどうかで使い勝手が大きく変わってくる。
AUKEY PowerStudioはありがたいことにパススルー充電に対応している。普通に枕元の充電器として置きっぱなしにしておくのもアリだ。というかむしろそれが正解な気がする。
PowerStudioのイマイチなポイント
非常に便利なPowerStudioではあるが、もちろんイマイチなところもある。特に気になったポイントを2つ上げておく。
- カラバリがあっても良かったなあ
- コンセントでの満充電に時間がかかる
それぞれ詳しく説明していく。
カラバリがあっても良かったなあ
個人的に好みの色味であることは先述の通り・・・なんだけれど、どうしてもやや可愛い系に見える。
老若男女問わず使える中性的なデザインではある。欲を言うならヲタクっぽいブラックとか、クール系のカラバリがあってもよかった。
もしPowerStudioが大ヒットして一般販売されれば、きっとカラバリを追加してくれるんじゃないかなあ、と密かに期待している。
コンセントでの満充電に時間がかかる
コンセントを使用しての満充電には約6時間かかる。まあこの数字自体には納得感がある。
実はUSB-C充電を使うと最大100Wで約3時間で充電できる。これも素晴らしい。
そしてコンセントとUSB-Cを併用すれば2.5時間で充電できる。なんと素晴らしい!
・・・とここまでならどこもイマイチなポイントはない。何がイマイチなのかというと、この2.5時間の急速充電をするためのUSB-C充電器とケーブルが別売りだということ。
USB-C充電、しかもUSB PDの規格上限の100Wに対応したことは賞賛しかない。だけれど、じゃあコンセントももう少し頑張れたのでは?という思いを禁じ得ない。
ちなみに100Wに対応した充電器とケーブルのセットもMakuakeで応援購入可能だ。今回はこちらのサンプルもあるので紹介したい。
ここでもAUKEYの技術力を見せつけられた。GaNを使用することで100Wという高出力でありながら、驚くべき小ささだ。
参考として13インチMacBooK Proに付属する61W充電器と比較してみた。
僕のPowerStudioの使い道
キャンプなどアウトドア的なもちろん、インドア派な僕が手に入れたらどのように活用できるのか。その一例として
- 非常時の備えとして
- 家の中で電源タップ的に
この2つを提案したい。
非常時の備えとして
誰しも思いつくのはこの使い方。
日本は災害が多く、地震や台風など、明日あなたが避難所で寝泊りをしても不思議ではないのだ。
実際、僕も昨年2019年に台風19号で避難を経験している。
その時にやはり電源の確保は大きな課題だった。電気は必需品ではないため、充電の設備が全員に行き渡るわけではない。ましてや停電してしまう恐れもある。
そんな時のために一家に一台おくことを検討してもいいかもしれない。
なおLEDライトも搭載されているので、夜間に停電した道を避難するにも安心だ。
家の中で電源タップ的に
前項の「非常時の備え」にはひとつ問題がある。いざと言うときに
- 満充電されていない
- 使い方がわからない
というリスクがある。これでは本末転倒だ。そこで僕が考えたのが、常用する使い方だ。
そこで、枕元の充電器として使うことをおすすめさせていただきたい。
常にコンセントに差して、パススルー充電機能を使ってスマホやヘッドフォンなど、ガジェットの充電に毎日活用したい。同時充電も最大9台可能なので、不足することはないだろう。
メリットとしては
- 常に充電されている安心感
- 使い方に慣れておける
- 非常時にすぐに持ち出せる
上記が挙げられる。もしあなたが特にアウトドアに関心がない僕のような人種だったとしても、PowerStudioを検討する価値は十分にあると思う。
ちなみに入出力が現在何Wでされているか表示される。個人的にはこれがすごくツボ。このケーブルは高出力に対応しているとか、スマホが満充電に近づくと充電の出力が下がる様子がわかって気持ちがいい。
今日のぐうの音
まとめると・・・
- レトロで可愛いデザインで
- 重さと容量のバランスもちょうどよく
- 電源タップの代わりにも使える
と言う優れものがPowerStudioなのだ。
現在Makuake特別価格で一般販売予定価格の21%OFFで応援購入できる。少しでも気になった方、万が一の災害時の備えを充実させておきたい方はぜひチェックしてみて欲しい。
Makuakeプロジェクトページ>日常使いから緊急時まで!暮らしにとけこむポータブル電源「PowerStudio」
ラップトップ:13インチMacBook Pro
キーボード:HHKB Professional BT
マウス:Logicool MX ERGO
モニター:BenQ EW3270U
ヘッドフォン:SONY WH-1000XM3
スピーカー:Bose SoundLink Resolve