完全ワイヤレスイヤホン、いろいろありすぎてどれがいいのかわからない・・・。
そんなあなたはコレを買っておけばとりあえず間違いありません。Bose SoundSport Free wireless headphonesはそんな完全ワイヤレスイヤホンでした。
装着感・音質のレビューからApple AirPodsの比較までお届けします。
理系男子によるコスパ算出
大手メーカー勤務の筆者が、その経験をもとに製品の本当のコストパフォーマンスを評価するコーナー
価格の手頃感 | |
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生活への影響度 | |
長く使えるか | |
スペックに現れない価値 | |
所有する高揚感 |
総合コスパ:
現時点で満足する完全ワイヤレスのために適正な価格
>同じコスパ評価の製品一覧
「価格の手頃感」、「生活への影響度」が高ければ高いほどコスパも高くなり、逆に「スペックに現れない価値」が高くなるとコスパは低くなります。なお「所有する高揚感」はコスパ算出の対象外。
意外とゴツいBose SoundSport Free wireless headphones
実際に手にとって見てギャップを感じたのはその大きさです。なので写真多めのレビューから始めます。
同梱されているのは以下の5つ。わりと一般的です。
- Bose SoundSport Free wireless headphones本体
- 充電ケース
- イヤーチップ
- micro USBケーブル
- 説明書
手に乗せてみました。結構大きいですよね。特殊な形のイヤーチップも相まってゴツさを感じます。
繰り返しになりますが、Bose SoundSport Free wireless headphonesは結構大きいです。AppleのAirPodsが耳からうどんとするなら、こちらは耳に黒豆といったところ。
案外高さもあって、装着すると耳から浮き出しているような感じになります。単体では武骨でかっこいいのですが、装着した姿はまずまずと言ったところ。
購入時にはMサイズのイヤーチップが装着されています。このイヤーチップがいい仕事するんです。
LサイズとSサイズのイヤーチップ。この形のおかげで、耳から外れないんです。これは発明だと思う。
万が一なくしても単体で販売しています▼
ケースは円柱状です。マットな質感はかっこいいですね。流石はBose。
ケースに充電残量のインジケーターがあり、便利です。
Bose SoundSport Free wireless headphones左右合わせて18gです。この数字だけ見ると軽く感じますが、イヤホンとしてみれば別段軽くはありません。
ケース込みで実測100gでした。カバンの中に入れておくぶんには邪魔になることはないでしょう。
Bose SoundSport Free wireless headphonesは完成度の高い完全ワイヤレス
Boseらしい楽しく聴ける音作り
肝心な音質ですが、Boseらしい楽しく聴ける音作りでした。低音がしっかり鳴って自然とリズムに乗れる感じ。
音源の忠実な再現性を求めるのには相変わらず向いていませんが、POPやロックをライトに楽しむにはむしろ適していますね。
「クソ耳の僕でもイヤホンSE215SPEをオススメできる理由【1万円台】」でレビューしているSHUREのイヤホンも若干低音寄りではあります。でもBose SoundSport Free wireless headphonesのほうが、よりノリがいい音ですね。
遅延はあるが音途切れはない安定接続
正直に言います、遅延はあります。動画を見るには辛いかなあ。これはワイヤレスイヤホンの宿命。ワイヤレスの便利さとはトレードオフになってしまうのが現状です。
しかし完全ワイヤレスにありがちな左右のズレや音途切れは今の所一度もありません。
音質云々よりもまずは違和感なく音がなる、ということがすごく大事。完全ワイヤレスイヤホン黎明期の中で、非常に完成度が高いと感じました。
ケースに戻さなくても5時間持つバッテリー
この手の完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなりの電池持ち。さきほど「18gは別に軽くはないよ」って言ってしまいました。でもバッテリー容量の大きさを考えると、よくこの重さに仕上げられたな、と脱帽します。
1日の外出なら、極端な話ケースは持っていかなくてもいいわけですね。わざわざ持っていかない人はいないかもしれませんが、もし忘れても心強い。
そしてケースに戻せば2回分フル充電できます。平日1日3時間聞くなら充電は1週間毎のイメージです。
ペアリング切り替えが簡単で気持ちい
僕はBoseのワイヤレススピーカーも持っているんですが、その時からBoseのアプリの便利さに惚れ込んでいます。
設定画面のBluetoothに行かなくても、アプリから接続先を指定できるんです。
たとえば、iPhoneにBose SoundSport Free wireless headphonesを繋いでいるとするじゃないですか。でもiPadに繋ぎ変えたくなったとき。iPhoneの接続をいちいち解除しなくても
- iPadのアプリからiPadに接続を切り替えられる
- iPhoneのアプリからもiPadに接続を切り替えられる
すごくないですか?これだけでまたBose製品買いたいなと思ったもん。
【比較】Apple AirPodsと比べてBose SoundSport Free wireless headphonesはどうなの?
同じ完全ワイヤレスイヤホンとして、よく比較対象になるAirPods。実際どっちがいいの?というのは購入を検討する誰もが気になるところでしょう。
Amazonには類似製品がたくさんあるので気をつけてください。
実際に私も両者で悩んだので、それぞれの優れている点をまとめておきます。結論から話してしまうと、
- WindowsでもAndroidでもフル機能使えて、電車でもOKで無難なのはBose SoundSport Free wireless headphones
- 身の回りがApple製品だらけなら、すこぶる快適なAirPods
といった感じです。
Bose SoundSport Free wireless headphonesが優れている点
- 音漏れしにくい
- 遮音性が高い
- イヤーチップが交換可能でどんな耳にも合う
- 音質がいい
繰り返しですが無難なのはBose SoundSport Free wireless headphonesでしょう。
身の回りがApple製品だらけでない限り、こちらを買っておけば幸せになれます。
Apple AirPodsが優れている点
- 周囲の音も聞こえる
- iOSやMacとの連携が特に優秀
iPhoneだけでなく、iPadやMacにも接続して使いたいなら、W1チップを搭載したAirPodsに圧倒的な優位性があります。それだけで購入する理由に十分。
でも電車で利用するなら、やはりAirPodsのような開放型を使わないのがマナーだと個人的には思います。それか音量を十分に下げておくか。
今日のぐうの音
総合して欠点の少ない完全ワイヤレスイヤホンという印象でした。
完全ワイヤレスイヤホンが気になるけれど、ハズレも引きたくないし、AirPodsほど割り切る勇気もない。そんな人にはぴったりなBose SoundSport Free wireless headphonesの紹介でした。
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