こんにちは、サンデーカメラマンるびこです。
先日軽井沢の白糸の滝へ赴き、写真撮影してきました。
そう!滝といえば流水!
流水といえば長時間露光!
てなわけで、長時間露光の説明から、実際にどんな写真が撮れたのか紹介します。
露光時間(シャッタスピード)とは?長時間露光って?
露光時間(シャッタスピード)とは、シャッターを開いている時間のことです。
シャッターが開いている間は、センサーに光が当たります。
シャッタスピードが長いと明るい写真に
長い時間センサーに光が当たるということは、それだけ多くの光が取り込めるということですね。
明るさが半分でも、露光時間を2倍にすれば、同じ明るさで撮れるわけです。
夜景など、暗い場面では露光時間を長くします。
シャッタースピードが短いと動体もブレずに撮れる
明るく撮れるなら、シャッタースピードは長ければ長いほうがいいじゃん!
って思いますよね?
でも、そんなに簡単な話でもないんです。
シャッタースピードが長いとブレやすいんです。
夜に人の写真を撮ったり、夜景を撮影してブレた経験ありませんか?
これはシャッタースピードのせいなのです。
これを解決するには必要なのが三脚なんです。
▲こんなちっちゃな三脚でもあれば仕上がりは天と地の差です。
ちなみにスマホを固定できるモデルもあります。
- 手持ちの限界は1/60秒
- 動く人を撮るなら長くても1/500秒
この2つが大体の目安ですかね。
この辺の詳しい説明はこちらの記事で▼
【カメラ】まだAUTOモードで消耗してるの?〜AUTOを卒業するための保存版マニュアル〜 – 理系男子のぐうの音
長時間露光の意外な使い時1:走行中の車
テールランプを追いかける写真が撮れますよ。
ちなみにこのシャッタースピードは2秒です。
歩道橋の上から、手すりにカメラを置いて撮りました。
長時間露光の意外な使い時2:人を消す
人が多いところでも、人がいない写真が撮れます。
これはシャッタースピードが短すぎて通行人を消しきれていません。
さらに長時間露光すれば、あたかも誰もいないような写真が撮れます。
ちなみに上の写真のシャッタースピードは1/2秒。
機材を揃えて出直します。
でもイメージは掴んで頂けたのではないでしょうか?
長時間露光の意外な使い時3:流水
今回撮影してきました!
ご覧あれ!
シャッタースピードによる流水の写真の違い
まずはシャッタースピードによって流水の写真がどのように変わるか見てみましょう。
まずは短めのシャッタースピード。
とは言っても薄暗いので、やや長めの1/25秒です。
これを25倍の1秒にすると・・・
川に注目してください。
なんか迫力出たでしょう?
長時間露光ってそういうことです。
軽井沢・白糸の滝
有料道路の中に駐車場があって、そこから徒歩で向かいます。
ちなみに有料道路は普通車で400円です。
失敗するとブレます。
簡単にブレます。
これでも若干ブレてますね。シャッタースピード2秒。
これはズームさえしなければ見られるレベルでしょうか。シャッタースピード3秒。
これも枝を見てしまうとブレているのがわかりますね。シャッタースピード3秒。
これはまだ白糸の滝ではないですが、滝壺?のあたり、迫力でてませんか?
シャッタースピード4秒。
別アングルから。圧倒の15秒露光です。
ついに白糸の滝到着
これが白糸の滝ですッ!!
シャッタースピード15秒。
6年間地下を通ってここから再び流れ出ているそうです。
シャッタースピード1/15秒。
こちらも1/15秒です。
先程の15秒露光の写真は滝が絹のように見えているのに対し、
こちらの短時間露光では、流水に粒感が残っているのがおわかり頂けますか?
長時間露光でうまく撮るコツ
とにかく動かさないことです!
三脚必須!
しかし、私は今回三脚持ってませんでした。
▲こんな風に手すりや地面に置いて撮影しました。
あと、セルフタイマーを「2秒」に設定するとボタンを押し込むことによるブレを防ぐこともできるのでオススメです。
ああ〜三脚持っていけばよかったあああ・・・
今日のぐうの音
なんか、本命の白糸の滝の写真よりも、そこにたどり着くまでの写真のほうが動きがあっていいですね笑
コンデジでもこんな感じで写真を楽しむことができます!
レンズ沼にはまることもないですし、スマホのカメラからステップアップしたい人にオススメです!
コンデジじゃなかったら怖くて手すりの上に置けなかった。
私の使用しているコンデジはこちら▼
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
後継機がでているので、そちらがおすすめです。
グリップついてかっこよくなってるし!
コンデジでも綺麗な写真撮れるんですね!
カメラ購入したい欲が出てきました!
三脚あればもっとキレイに撮れたはずなんですけどね、、、
コンデジの中でもセンサーサイズの大きいものを選べば、スマホとは全く違った仕上がりになるのでぜひ!