こんにちは、カメラにどっぷりはまっている るびこ です。
実家でホコリを被っていたフィルムカメラを持ち帰ってきて、試しに写真を撮ってみました!
デジタル一眼ってブラックボックスな部分があるので、アナログなフィルムカメラも使うと写真の理解が深まります。
はじめてのフィルムが現像から帰ってきたので、フィルムカメラを使った感想をまとめておきます。
使い物になるかは別として、自分でフィルムをデジタル化もしてみたので方法を紹介します。
フィルムカメラを手に入れたぞ!
PENTAX SUPER-Aというカメラです。
なんと、シャッタースピードを自動で決めてくれるという優れもの。
露出の感覚が身についていないので助かります。
ちなみに、「【カメラ】はじめてのオールドレンズは4500円!安いジャンク品だけどそれもまたいい。 – 理系男子のぐうの音」で紹介しているレンズも同じKマウントのため、このカメラでも使用できるという偶然。
このカメラと一緒に持ち帰ったレンズはカビだらけなので現在分解清掃中です。
いつか記事にします。
フィルムは1枚の重みが段違い
デジタルカメラは写真を撮るだけならほとんどランニングコストかかりませんよね。
だからパシャパシャ写真が撮れる。
でも、当たり前だけどフィルムカメラはフィルム買わなくちゃいけない。
24枚撮りで500円です。
さらに写真屋さんに出して現像してもらわないといけません。 これも600円くらい。
とすると、、、
一枚撮るのに約45円かかるわけです。
そしてフィルムを使い切ったらもう撮影できない・・・
当然ですが1枚の重みが比になりません。
構図や露出などよくよく考えてシャッターをきるようになりました。
画が見られるまでのタイムラグにわくわく
デジタルカメラのように撮ってすぐ見られるわけじゃないんです。
フィルムを使い切るまで現像に出せないし(もったいないから)、現像に出してからもまた待ちます。
このわくわくはなんとも言えません。
現像されたフィルムを受け取るときは、小学校で通信簿を先生から受け取るときのような気持ちでした。
現像したフィルムがこちら
気づきましたか?ポジフィルムです。
36枚現像に880円と高価でした。
プリントはせずに現像だけでこの値段・・・。
ネガは色が反転していますが、ポジはそのままの色が乗っています。
真っ黒じゃないかって?
▲白い画像を表示させて輝度MAXにしたPCのディスプレイに乗せるとなんとなく見えます。
▼ホワイトバランスをいじればもっと見やすいですかね。
自分でデジタル化してみた(専用機材不要)
このフィルムをまたお店に持っていってさらに課金すれば専用機材でデジタル化してくれます。
でも、これからもフィルムカメラでもっと撮るかもしれないし、なんとか内製化できないものか・・・
フィルム専用のスキャナも5,000円位から売ってます。
▲もし買うならこのくらいかなあ。
とりあえず今回は、専用機材に頼らず、普通のプリンタ複合機でスキャンしてみました。
はい真っ暗でなにも見えません。
どうあがいてもここから色を救えませんでした。
「明るさが足りないなら照らせばいいじゃない!」
ってことで、スマホに白い画像を表示させて、輝度最大にしたものも一緒にスキャンしてみました。
▲どうです?なんとか見えますよね。
※カラースキャナーはセンサー自体で色を判別していません。光源をRGB変えながらスキャンすることで色の情報を取得しています。
このため、常に白色光で照らしているものをスキャンしてもモノクロになります。
フィルムをスキャンしてデジタル化した写真の例
先程のようにスキャンして取得したものをトリミングしました。
寺の写真です。
フィルムカメラを初めて触ったのがバレてしまうミスを犯してますね。
愛機のデジタルミラーレス一眼α7II。
関連記事: 【カメラ】はじめてのミラーレス一眼にSONY α7II購入!開封の儀と同時購入品を紹介 – 理系男子のぐうの音
たんぽぽの写真です。
今日のぐうの音
写真って奥が深いなあと思いました。
フィルムカメラを使いこなせるようにあれば、デジタルでも腕が上がりそうな気がします。
このフィルムを写真屋さんでもデジタル化してもらい比較する予定です。
おまけ
先程のフィルムをPCで照らした写真をトリミングしたものも載せます。
あれ、スキャンしたのよりむしろこっちのがいい?