こんにちは、カメラ小僧るびこです。 SONYのフルサイズミラーレスカメラα7IIを使い始めて1年が経過しました(正確にはもう1年と3ヶ月経っていますが)
SONY α7IIは1年使い込んでもなお素晴らしいカメラだと思わせてくれます。後継機種も販売されてフルサイズカメラとしては非常に手の出しやすい価格になっているのも魅力!
しかし全てが優れているカメラなんてありません。1年使ってイマイチだと思う点、逆に巷では評判悪いけど、使ってみたら案外気にならない点をまとめてみました。
イマイチな点
正直全てが気に入っているわけではないです。私が欲張りなところ、仕方ないところもありますが、買って使ってみるまで分からなかったイマイチな点を紹介します。
内蔵ストロボが欲しい
簡易的でも何でも構いません、大きいレンズだとケラれて使い物にならなくても構いません。
内蔵ストロボを付けて欲しかった。欲を言えば天井バウンス可能な。
もし付いていれば、ストロボの有用性にもっと早く気付けて、もっと早くクリップオンストロボを購入していたでしょう。
そして、クリップオンストロボを使った暁には
「内蔵ストロボはクソ、どうせ使わないんだから省いて安くして欲しかった」
なんて言い出すことは目に見えてますが。でもストロボを使う練習用として、付けて欲しかったです。
関連記事:レンズ買うよりまずストロボ!GodoxのSONY用TT350SとX1T-Sを買ったら表現の幅が広がりました – 理系男子のぐうの音
レンズ付けたら全然コンパクトじゃない
これ。これなんですよ。
レンズをつけてなければ滅茶苦茶コンパクト。でも、それを見てコンパクトなカメラだと思わないで欲しい。
関連記事:悩んだ末FEマウント望遠レンズSEL70300Gを購入しました!圧縮効果レビュー【SONY α7II】 – 理系男子のぐうの音
当然、小さいレンズを付ければフルサイズとは思えないほどコンパクトなカメラなんですけね▼
関連記事:【似非Leica】沈胴式オールドレンズFED 50mm F3.5が安いのにレトロでかっこよすぎ – 理系男子のぐうの音
サードパーティでAF対応レンズが少ない
キヤノンやニコンが羨ましい。 純正もここ1年でかなり充実しましたが、高いんです。
単焦点レンズならかなり充実してきましたが、ズームレンズはまだまだ。 まあ、動画を誰でも撮る今の時代にAFでジーコジーコ言うような半端なクオリティでは売れないですから。参入障壁は高いのかも。
参考リンク:フルサイズ対応のSONY Eマウントレンズ総まとめ!純正からサードパーティまで | SONY Eマウントレンズを考える
オールドレンズを使うならこれ以上のボディはないですけどね。
瞳AFはαIIでは実用レベルではない
ミラーレスならではの瞳AF機能。
あまり使っていません。
当たり前ですけど、人って動くじゃないですか。一度瞳を掴んでも、すぐ顔認識に逃げちゃうんですよ。んで、微妙に瞳から外す、みたいな。
SONY α7IIまではAF-Sでしか瞳AF使えないので、AF-C(サーボAF)でも使えるα7RII以降ならもっと使えるのかもしれません。
しっかり瞳AF掴んでも、カメラから遠い方の目で、欲しい方とは逆の目だったり。技術としては面白いんですが、あと一歩アルゴリズムのアップデートが必要な感じ。
好感度撮影時EVFにタイムラグがある
光量を得るためにフレームレート下げてるんだと思いますが、暗所でEVFがカクつきます。
これは仕方ないんですかね。十分な光量があればもうEVFは実用レベルなんですが・・・あと一歩。
背面液晶の輝度、自動調整してくれないんすかね
ちなみにEVFも同じ。晴天のもとでは一気に視認性が悪くなります。
スマホでは当たり前についている輝度の自動調節機能。 デフォルトの設定のままでは晴れた日に背面液晶がほぼ役に立ちません。
それならば、とバックライトをMAXにすると夜間は明るすぎる。それに発色が良く見えすぎちゃうので帰って見てみると全てアンダーなんてことも。
やっぱりカメラって屋外で使うものだし、それにカメラは測光しまくる装置じゃないですか。環境光に合わせてバックライトを調光するなんてわけないはず・・・。
評判が悪いけど意外と気にならない点
逆に悪評でも気にならない部分もあります。 プロが使うなら気になるのかもしれませんが、趣味範囲での使用なら問題なし、っていうところをまとめてみます。
電池持ちは十分
旅行メイン、撮影サブ(200枚/日程度)だったら十分1日持ちます。こまめに電源切るしね。
電子機器は毎晩充電するもの、という文化がスマホのおかげで根付いているのもプラスに働いています。
micro USBでスマホみたいに充電できるから便利です。
AFもまあ普通
めっちゃ食いつきがいいと評判のカメラ使ったことあるわけじゃないけれど。
「https://www.gu-none.com/entry/iumakokusai」で作例を紹介しているように戦闘機も撮影してみましたが、機器任せでこのくらいは撮れます。
前述の瞳AFの件は無視すれば、今の所不満はありません。
ミラーレスはデジタル時代の賜物
- レンジファインダーカメラから一眼レフに変わったように
- フィルムカメラからデジタルカメラに変わったように
一眼レフからミラーレスへと主流が移り変わるのは避けられません。ちょうど今はその過渡期に当たります。
そのため技術的に至らないところが残っているのは仕方ありません。でも、その技術の最先端にいるのは、やはりSONY α7シリーズでしょう。
型落ちではありますが、α7IIはまだまだ使えるモデルだと思います。
フルサイズ入門として、またはサブカメラとして十分にお勧めできるモデルです。
私も大事に使っていこうと思います。
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