フィリップスの回転式シェーバーを使い始めて約10年。
関連記事:【レビュー】PHILIPS(フィリップス)最上位9000シリーズの電気シェーバーを3ヶ月使って分かったこと・普段の洗浄方法 – 理系男子のぐうの音
そんな僕に飛び込んできたのが、フィリップスから新しい回転式シェーバーが発表された、というニュース。そのニュースが入ってきたのは昨年、2018年でちょうど今のシェーバーの替刃を購入したばかり。
(もちろん金銭的な理由もあるけれど)乗り換えにはタイミングがよろしくありませんでした。
その悔しさを抱えて年を越した頃、「フィリップスの最新シェーバーを試してみませんか?」と声をかけていただきました。
「なんと!こんな幸運あっていいんだろうか!」
という感動と
「旧モデルからどれほど進化したの?」
という懐疑心を同居させてフィリップスの最新モデルである “S9000プレステージ” を1ヶ月間お借りして使ってみました。
この記事では
- 旧モデルから進化を感じたところ
- フィリップスさん、ちょっと先走りすぎ?
と感じたところ、両方お伝えします。
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最新・最上位の電動シェーバー・フィリップスS9000プレステージ
シェーバーなのにこんなに大きいの!?っていうくらいの箱。
開封するとポーチと説明書が入っていました。このポーチ、プレミアムポーチという名前なんですが、記事の後半で詳しく紹介します。
- 本体
- ワイヤレス充電パッド(後半で詳しく紹介)
- USB電源アダプタ
- 着脱式の細部用トリマー
- プレミアムポーチ(後半で詳しく紹介)
同梱されているのはこんな感じ。シェーバーの付属品として見慣れないモノもありますが、総じて案外シンプル。
※その他アタッチメントが同梱されるモデルもあります。
それでは早速詳細を見ていきます。
息を呑むほど上質な電動シェーバー
あなたは、こんな近未来的な電動シェーバーを見たことがあるだろうか。
光の当たり方によって表情を変えるメタリックな質感はどこから見ても美しい。
電源ボタンのヘアライン加工はその周りと差別化されていて上質に感じます。見なくても触った感触で電源ボタンの場所が分かり、実用面でも素晴らしいです。
【旧モデルと比較】確かに増した力強い剃り味
もちろん進化したのは、その優雅な外観だけではありません。肝心な剃り味について僕の感じたままに書いてみます。
そしてフィリップスの特徴とも言える回転式シェーバーの刃の部分。刃が旧モデルから進化しており、驚異的な深ゾリを実現しているそう。
実際に僕は旧最上位モデルの電動シェーバー・フィリップス9000シリーズを持っていて、両者を比較してみました。
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- 旧モデル9000シリーズ:シャリシャリ剃る
- 新モデルS9000プレステージ:ジョリジョリ剃る
といった具合で、確かに力強さが増していると感じました。
Q:じゃあ実際に深ゾリできるのか
A:深ゾリ力は旧モデルより、やや向上しています
そもそも旧モデル9000シリーズに対する僕の評価は、
回転式シェーバーでも十分な深ゾリが得られるという認識。
丹念に比べれば仕上がりに違いはあるのかもしれませんが、鏡越しに見る限りではT字カミソリと同等レベルまで追い込むことは可能です。
それを踏まえて、旧モデルと比べた深ゾリ力は「大きな差をもたらすほどではないものの、確かに向上している」と判断しました。
それに伴って、剃る時間も多少短くなっています。旧モデル・9000シリーズでは8分位剃っていましたが、最新モデル・S9000プレステージなら5分位。
なんとQiでのワイヤレス充電に対応
明らかにシェーバーにはオーバースペックなんですが、最上位モデルのプライドを感じます。
フィリップスはここまでできるぞ!と言いたげ。こういう消費者が望むカタチ以上に+αしてくるの、僕は大好きです。
こちらがワイヤレス充電パッド。
USBから給電できるのは汎用性があってGood。素直に喜べます。
上部のくぼみにグリップの凸部がちょうど収まるというわけ。
早速充電してみます。
本体を乗せると充電器が点灯し、充電開始を知らせてくれます。ちなみに満充電で乗せても光りません。
充電している姿も非常にクール。使っていないときでも所有欲を満たしてくれます。
ちなみに数秒後に消灯するのでご安心ください。
ちなみにQi対応ということでiPhoneなどのスマホも充電可能。
朝ヒゲを剃ったあとフィリップスS9000プレステージを充電して、帰宅後はスマホを乗せてといった運用もできますね。
ちなみに本体の底面に開口部がありますが、ケーブルを差し込んでの充電はできないのでご注意ください。
付属のポーチは余裕を持った大きさ
付属のプレミアムポーチ。セミハードのパンチングレザー(合皮)。非常に存在感があります。
プレミアムなポーチというネーミングに偽りなし。
金属の「PHILIPS」ロゴもシルバーの縁取りと合わせてあって上質そのもの。
だけど・・・驚くほど大きい!
その大きさは成人男性の手のひらより一回りもあります。
中は当然余裕のある配置。付属品も全て持ち歩ける贅沢仕様。
このセットで持ち歩けば、どこでも自宅と全く同じヒゲ剃りの環境を再現できるわけです。
本体だけならこの軽さだけど
充電器も込みだと400 gくらい。まあわかる。
そして全部込みだとこの重さである(写真見えにくくてすみません、716 gです)。
とは言え、旅行や出張に必ずしも全てを持っていく必要はないのでご安心を。
僕は旅行だったら、本体だけを別のポーチに入れて持ち運ぶと思います。ヒゲの濃さにもよると思いますが、僕の場合1度のヒゲ剃りで消費するバッテリーは約15%。1日1回のヒゲ剃りなら5日間位は充電無しでいけそう。
今日のぐうの音
フィリップスの意欲作という言葉がぴったりなS9000プレステージ。
意欲作だけあって気軽に買える価格ではありません。
でも電動シェーバー離れした高級感。この高級感がただのヒゲ剃りを、まるでコーヒー豆を一滴ずつドリップするかのような、革靴を丁寧に磨き上げるかのような、そんな気分を高揚させるものに変えてくれます。
できることは電動シェーバーの役割だけのはず、なのに持っているだけでルーティーンに与える影響力は電動シェーバー以上という今までにない魅力を持ったシェーバーの紹介でした。
価格を見て驚くことなかれ。
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もちろんウェットシェービングも可能です。ウェットシェービングは早く剃り終わって肌に優しいのが特徴。デメリットなどは下記記事で▼
旧モデル9000シリーズのレビューです▼
推奨のタイミングでの刃の交換が剃り味をキープする条件▼
https://www.gu-none.com/fashion/entry-PHILIPS-kaeba
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