ついに機械式腕時計を使う喜びを知ってしまいました。
日本製にこだわることに定評のある腕時計メーカー・Knot。
- どんな服装にも合わせやすい極めてシンプルなデザイン
- 中間コストをとことん省いて、日本製なのにお手頃
- カスタムオーダー式で、好きなベルトを選べる。ベルト交換も簡単
このような点から、近年人気が高まっています。
僕も2年前にKnotの腕時計を購入し、オンオフ問わず愛用しています。
その魅力にハマってから、ずっと気になっていたKnotの自動巻き機械式モデルAT-38をついに購入しました。
詳細レビューやベルト2種との組み合わせ例、僕が感じる機械式腕時計の魅力をお話ししていきます。
楽天でKnotの腕時計を購入できます▽
理系男子によるコスパ算出
大手メーカー勤務の筆者が、その経験をもとに製品の本当のコストパフォーマンスを評価するコーナー
価格の手頃感 | |
---|---|
生活への影響度 | |
長く使えるか | |
スペックに現れない価値 | |
所有する高揚感 |
総合コスパ:
この製品にはコスパでは語れない魅力がある!
>同じコスパ評価の製品一覧
「価格の手頃感」、「生活への影響度」が高ければ高いほどコスパも高くなり、逆に「スペックに現れない価値」が高くなるとコスパは低くなります。
※「所有する高揚感」はコスパ算出の対象外です
5万円で買える自動巻き機械式腕時計Knot AT-38
まずは購入したKnot AT-38の開封から。
まるでジュエリーのような箱。もちろんこの箱は大切に保管しておきます。
ケースは38ミリ。男性が使用するなら標準的な大きさ。女性が使うならやや大きめのサイズ感。
同じKnotでもクォーツのモデル「クラシック/スモールセコンド」とくらべるとズッシリ来ますね。高級感につながる部分でもあるのかな。
クォーツのモデルと違ってやや厚みがあります。とはいえ、この厚さも標準的な範囲。
ステンレスのケースが美しいです。天面は鏡面に、側面は薄くヘアライン加工になっていて、変ないやらしさも皆無。
背面はシースルーになってます。機械式の心臓部が見えるという男心をくすぐる仕様。
着用時に腕の動きに合わせて半円状の重りが動き、それでゼンマイを巻き上げる、自動巻です。
時刻合わせのネジを巻くか、数分間時計を振ってあげると、ついに心臓が動き出します。
一生懸命チカチカ動いて、針を動かします。電池が入っているわけではないのに一生懸命に動く姿はどこか儚げ。
ムーブメントはMIYOTA 9015です。MIYOTAの公式サイトにある動画で機械式ムーブメントの仕組みを解説しているんですが、とっても面白い。
YouTubeじゃないのでブログには埋め込めませんでした。ぜひMIYOTA公式サイトから確認してみてください。
カスタムオーダーのKnot AT-38なら好きなベルトを選べる
ここまでの写真では腕時計にベルトがないことに気づかれたかもしれません。
Knotの最大の特徴は腕時計本体とベルトを別々に購入して好きな組み合わせで楽しめるということ。
僕はクォーツのモデルで使用していたベルト2種をすでに持っていたので今回は買い足しませんでした。
僕の持っている革ベルトと金属のベルトを合わせてみました。
なお、それぞれのベルトは下記の記事でレビューしています▶あなたの好みはどっち?Knotのベルト2種レビュー!
上質な栃木レザーの革ベルト
まずは革ベルトを装着してみました。黒っぽく見えますが実物はネイビーです。実際に目で見た感じもこの写真見たく黒っぽいけれど。
よりフォーマルな印象を与える革ベルトはスーツにもよく合います。文句なしのスタンダードです。
社会人ならこういう感じの一本は持っておきたい。
腕に巻いてみました。日本人の肌の色とネイビーは相性がいいらしく、僕は好きな感じです。
購入して2年以上経過して、かなりの頻度で使用しています。ほつれは全く無く、癖がついたことを除けば買ったときの品質を維持しています。
エイジングによる経年変化が少ない、という見方もできますが、どちらにせよ栃木レザーの品質恐るべし。
クラシカルで軽快なステンレスメッシュベルト
つぎにステンレスメッシュのベルトをつけてみたした。一気にクラシカルな印象に。
夏の革ベルトが辛い暑い季節は、ステンレスメッシュの方が涼しげでよいですね。
クールビズでは腕時計も目立つので、涼し気な腕時計は好印象。
青い秒針がワンポイントになって、若々しさも感じられるところが好き。
ステンレスメッシュベルトの特徴は軽さです。実際に軽いのもありますが、革よりも手首の形状に追従して着用感が自然なので、つい手にとってしまいます。
Apple Watchが買える値段なのに、普通の時計より出来ることは少ない機械式腕時計
腕時計というのは不思議なもので、高価になると時計としての性能が低くなっていきます。
コスパ最強なのは3万円くらいの電波ソーラー腕時計でしょう。電池交換も時刻合わせも、日付合わせも不要、ほとんどのモデルで防水機能もあるでしょう。
ところが機械式時計はどうでしょう。
- 時刻のズレが大きいので定期的な時刻合わせが必要
- 30日までの月は翌月1日に日付合わせが必要
- 使わないと数日で止まってしまう
- 数年に一度オーバーホールに出す必要がある
などなど、とても不便です。正しい時刻を表示するという腕時計の最も基本的な機能すら、手をかけてあげないと維持できません。
Knotの機械式腕時計は機械式の中では安いとはいえ、ちょうど最新のApple Watchが買えてしまうくらいの値段。
一体どこにそれだけの価値があるのでしょうか。
僕が購入を決意した理由は一言で言えば憧れ。使い始めてまだ数週間ですが、つけているときの高揚感は凄まじいです。(機械式だけの特徴でもある)スイープ秒針を見るたびにうっとりします。
スイープ秒針でありながらよく見ると、その動きは小刻みなんです。それを見ると、内部で緻密に組まれたゼンマイや小さな部品たちに思いを馳せることができます。
メールの通知も届かないし心拍数も測れませんが、これだけで買ってよかったと思えますね。
今日のぐうの音:Knot AT-38を使い続けます
毎朝元気な機械式腕時計の動きを見るだけで、僕まで元気をもらえます。
コスパで言えば悪いですし、買ってからもオーバーホールにお金がかかる。
でもいつか止まってしまうクォーツと違って、きちんとメンテナンスや部品交換をすれば子供の代まで使うことのできる機械式腕時計。
そこまで考えれば、むしろコストパフォマンス最高なのでは?とすら思えてきます。
はじめての機械式腕時計にKnot AT-38いかがですか?
楽天でKnotの腕時計・ベルトを購入できます▽
Aldenの革靴
革靴といえばAlden。一度は履いてみてもらいたい一足。グッドイヤーウェルト製法でソールの交換も可能。長く履くことができます。
革靴はスーツと違って流行があるわけではありませんし、品質の差がわかりやすいので、背伸びしてでも高級品を買って長く履くのが結局コスパいいと思ってます。
26歳。ALDEN(オールデン)の革靴を購入【ハワイのレザーソウルで買ったよ】
https://www.gu-none.com/entry-alden01
Knotの自動巻き機械式腕時計AT-38
電波時計でもなければソーラ充電でもない。なんならクォーツですらないという機械式腕時計。
手間のかかるモノですがそこがまたいい。魅力はレビュー記事に詳しく書いています。
27歳、カスタムオーダー機械式腕時計Knot AT-38を購入しました【レビュー】
楽天から購入できます▼
https://www.gu-none.com/knot-at-38
万双のコードバン長財布
コードバンとは馬のお尻の革のこと。「キング オブ レザー」とも呼ばれる強靭さ・希少価値ともに高い革です。
3年くらい使用していますが、シワひとつできないその強さに僕自身が驚いています。
エイジング記録をまとめています> 【連載企画】革のエイジング
[…] 27歳、カスタムオーダー機械式腕時計Knot AT-38を購入しました【レビュー】ついに機械式腕時計を使う喜びを知ってしまいました。 日本製にこだわることに定評のある腕時計メーカー・Kno […]
[…] https://www.gu-none.com/fashion/knot-at-38 […]
[…] 27歳、カスタムオーダー機械式腕時計Knot AT-38を購入しました【レビュー】ついに機械式腕時計を使う喜びを知ってしまいました。 日本製にこだわることに定評のある腕時計メーカー・Kno […]
[…] 詳しいレビューは「27歳、カスタムオーダー機械式腕時計Knot AT-38を購入しました【レビュー】」という記事で。 […]
[…] 僕が使用している機械式腕時計のレビューは「27歳、カスタムオーダー機械式腕時計Knot AT-38を購入しました【レビュー】」という記事で。 […]
[…] ずっと僕はKnotのカスタムオーダー機械式腕時計をメイン使っていて、Apple Watchは食わず嫌いだった。なぜか突然それも良くないなと思い始め、まずはApple Watch SEの購入を検討している。 […]