こんにちは、毎日1,000字以上書くるびこです。
文章の書き方の本を2冊紹介したいと思います。
どちらも同じテーマですが違った切り口でおもしろいです。
あなたにピッタリな本はどちらですか?
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文章の勉強って必要?
個人的にいろいろ思うところがあって、皆さんこだわりの文章を書いていることとは思います。
それは自分にとって読みやすいというだけで、
果たして本当に誰にとっても読みやすいと言えるのでしょうか?
どこかのタイミングできちんと、一般的に通じる文章術を学んでおくのも良いことだと思います。
【理系向け】「わかりやすい」文章を書く全技術100
100もの技術を紹介しています。
後半で紹介する【文系向け】の本は77なのでその点はこちらの勝利。
クイズ形式で考えながら読める
クイズ形式というと若干語弊があります。
概要 → 悪い例 → 良い例 → 解説
の順に説明してくれるので、悪い例をみたあとに考える事ができるんです。
「どこを直せばいいんだろう?」って。
当たればうれしいし、外れても勉強になるし、飽きずに読めます。
ここでクイズです。
お金ばかりかかる外食は、好きではない
引用:「わかりやすい」文章を書く全技術100
これは何が悪いかわかりますか?どう直せばいいんでしょう?
ヒント:このままでは2つの解釈ができてしまいます。
答えは本を読んでみてください。
Kindleで99円なので損はないと思います。
説明が細かい
懇切丁寧に説明してくれます。
後述の【文系向け】の本と比べると淡白です。
きちんと、自分のペースで読みたい、という人にはおすすめです。
基礎から丁寧に書いてある
原著論文を読んでいるみたい。
いい意味でドライな文体で、誰もがイメージするような「わかりやすい文章」でわかりやすい文章について説明してくれます。
語句の選び方のミクロから文章構成などマクロまで、順番に理解しやすい順序で書いてあり助かります。
【文系向け】新しい文章力の教室
私が愛用しているLAMYのボールペンが表紙ですね。
関連記事: 【20代なら万年筆を】初めての一本にオススメのLAMYサファリ – 理系男子のぐうの音
ナタリーでの体験談が満載
有名なニュースサイト・ナタリーで新人ライターの教育や、ライターが犯しがちなミスなど、実例をもとに書かれています。
どうも他人事じゃない気がして、ページめくりにも力が入ります。
natalie.mu
ナタリーって映画「モテキ」で幸世くんが働いてたとこです。
サブカル好きな彼にここのライターはピッタリですね。
直感的な説明が多い
漢字とかなのバランスに注意して、文章はほど良いグレーを目指す。
といったように、直感に訴えかける説明がなされています。
例え話も多用されていて、「こういう例え、自分もしたいな」って思います。
イラストやコラムなども充実
かわいい挿絵で楽しく読めます。
英語の論文を、Figureとキャプションだけ読んで、わかった気になっちゃう僕みたいな理系にもオススメです。
コラムは小休止にちょうどいいですよね。
「お!次のコラムまできたか!」
って嬉しくなるのは私だけじゃないはず。
一番最初のコラムが想像以上に面白くて、本文読まずに全コラムをつまみ食いしちゃった経験があるのも私だけじゃないはず。
「書けなくなったら」や「あえて〜する」など、より網羅的
【理系向け】で紹介した本は、どちらかと言うと「すでにある文章をよりよくする」という側面があります。
悪い例 → 良い例、と紹介するスタイルから分かっていただけると思います。
しかし、こちらの本は「紙とペンがあります、さてどうする」
から解説してくれています。
今日のぐうの音
どっちもおすすめの本です。
とりあえず文章について学んでみたいっていう人は、99円の
▶「わかりやすい」文章を書く全技術100
1冊でしっかり学びたいっていう人は、1,000円以上しますが
▶新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
きっとあなたの文章は変わりますよ。
迷ってる人はどっちも買っちゃえ!