どんなアイテムなの?
Appleユーザーに愛されているMOFT。アイディア商品が多くラインナップされており、私も愛用している。そのMOFTの新作タブレットスタンドがMOFT Snap-Onタブレットスタンドだ。タブレットに直に貼り付けるタイプだったMOFT Xの改良版で、死角がなくなった。
前作MOFT Xのレビュー>【レビュー】薄型スマホスタンドMOFT Xのアイディア勝ち!愛用決定です
レビュー用に商品を提供していただいたので、10日ほど使ってみた感想を述べていく。
気に入ったポイント
- Webブラウジングに最適、縦置きは便利
- MOFT Xより安定感が増した、貼り付ける場所に自由度がある
- 使うことによるデメリットが全くない、SmartKeyboard Folioと共存できる
いまいちなポイント
- 価格が上がってしまった
- 本体にステッカーを貼り付ける必要がある
まだAmazonでの取り扱いはない。購入する場合はMOFT公式サイトからどうぞ。
簡単に言えば着脱できるMOFT X
写真のカラーはグレー。素材はヴィーガンレザー(いわゆる合皮)で、高級感はあまりない。スマホ向けのMagSafe対応MOFTはシボ加工がされていたが、MOFT Snap-Onタブレットスタンドはスムースレザー。
旧型のMOFT Xは1年ほどの使用でボロボロになってしまったので、新型の耐久性は気になるところではある。
11インチiPad Pro 2021 中央下あたりにステッカーを貼った 磁石でMOFTがくっついた
専用のステッカーをiPad本体に貼り付けることで、MOFT Snap-Onタブレットスタンドの着脱が可能になる。ステッカーはiPadのシルバーともグレーとも異なる微妙な色で、欲を言うならどちらかに寄せて目立たないようにしてほしかったり。
畳んでおけば極めて薄いので、iPad Proの「板感」を損なわず使用できる。薄くて軽いは正義、カバーつけるかどうかで取り回しやすさは全然違うのよね。
驚くべきことにSmart Connectと干渉しない。つまりSmartKeyboard FolioやMagicKeyboardと併用できるのだ。好きなときに付け替えることができる、これは控えめに言って最高だった。
実際にiPad Proに装着してみた
縦置きできるのは貴重 Apple Pencilに最適な角度
マグネット化したメリットは着脱できるだけではない。位置を微調整できる点も大きい。より安定感のある貼り付け方を選択できるようになり、「画面上端をタップするとぐらつく」というMOFTの弱点を(11インチで検証した範囲では)ほぼ解消できている。
気に入ったポイント3つ
気に入ったポイントは以下の3つ。
- Webブラウジングが圧倒的に快適
- 前作MOFT Xよりも安定感が増した
- もはや使うことによるデメリットが全くない
順番に解説していく。
Webブラウジングが圧倒的に快適
MOFTを使うとWebブラウジングが快適になる。なぜなら自然に縦置きできるからだ。考えてみればほとんどのWebサイトは縦にスクロールしていくような設計だ。それなら画面も縦にしたほうが見やすさは圧倒的に優れる。一度のスクロールで表示できる量が増えるためだ。
意外とこの事実に気づいている人は少ないのではないだろうか。なぜなら世の中のiPadケースは横置きのみに対応しているものがマジョリティだからだ。僕自身、縦置きでブラウジングしてみて、その快適さに驚いた。
文字の細かい雑誌を読むのも11インチiPad Proなら縦置きのほうが有利だし、とにかく縦置きと横置きを自由に行き来できることでiPadは真価を発揮できると感じた。
前作MOFT Xよりも安定感が増した
機能としては前作であるMOFT Xと同様であるかのように見えるし、MOFT公式サイトも基本的にSnap-Onシステム中心に訴求している。
MOFT Xも使っていた僕だからわかるんだけれど、安定感はMOFT Snap-Onタブレットスタンドの方が上だ。
理由はSnap-Onシステムのおかげで貼り付ける場所を微調整できるから。縦置きは縦置きしやすいように、横置きは横置きしやすいようにMOFTを貼る場所を微調整できる。それによって安定感は非常に高くなっている。これは使ってみてなるほどど思った。
もはや使うことによるデメリットが全くない
Snap-Onシステムの恩恵で、好きなときに貼り付け、好きなときに取り外しが可能になっている。さらにマグネットシートは薄いのでSmart Conectと干渉しないのが最高にうれしい。
どういうことかというと、SmartKeyboard FolioやMagic Keyboardを共存できるのだ。
僕もSmartKeyboard FolioとMOFT Snap-Onタブレットスタンドを状況に応じて付け替えて使用している。
前作であるMOFT Xは直接iPadの背面に貼り付ける仕様のため、MOFT Xを使うと他のカバーやケースは使えなかった。MOFT Xの有用性は認めるものの、MOFT Xだけでは用途をカバーしきれない、とMOFT Xを断念したユーザーは多かっただろう。僕もその一人だ。
そんな不都合を丸っと解決してくれたのが、このMOFT Snap-Onタブレットスタンド、というわけだ。
イマイチなポイント:価格と画面のカバーが課題
前項で「使うことによるデメリットはない」と断言したように、MOFT Snap-Onは弱点らしい弱点がない。しかしそれだとレビューとして面白くないので、重箱の隅を突いてみる。
「使うこと」によるデメリットはないが、「使い始めるまで」にはハードルがあるかもしれない。MOFT Xよりも1,000円ほど価格が上昇しているのだ。しかし1,000円の差額の価値は十分にあると考える。僕ならMOFT Snap-Onタブレットスタンドを選ぶ。
iPad mini向けのサイズも展開していたMOFT Xと異なり、サイズ展開がなくなったのは残念だ。
加えて画面のカバーをできない点も他のカバーやケースと比べれば劣るので、単体での使用はおすすめしない。ただし先述の通り、他のケースとの併用は非常に強力。
おうち時間にはぴったり
MOFTSnapーOnタブレットスタンドは僕の生活にぴたりとはまった。これまでは常にSmartKeyboard Folioをつけていたのだが、よく考えればキーボードを使う場所はデスクと決まっている。
つまり家の中を持ち歩く時はSmartKeyboard Folioをつけておく必要がないのだ。そういう意味ではMOFT SnapーOnタブレットスタンドの方が軽いし、縦置きを含む角度の選択肢が豊富なので都合がいい。どちらもマグネットでワンタッチで交換できる。頻繁に外にiPadを持ち出さなくなった僕のライフスタイルにMOFT SnapーOnタブレットスタンドはピッタリだった。
まとめ
すでに使い始めて10日くらい経っているのだけれど、非常に満足している。MOFT単体では心許ないなあ・・・というのを見事に解決したのがMOFT SnapーOnタブレットスタンドだ。
「iPad本体に貼り付けるのはちょっと・・・」とMOFT Xに二の足を踏んでいたなら、MOFT SnapーOnタブレットスタンドこそぜひ試してみて欲しい。
まだAmazonでの取り扱いはない。購入する場合はMOFT公式サイトからどうぞ。
また2021/6/21〜22に開催されるAmazon Prime DayではMOFT製品が最大25%OFFで販売されるようだ。気になるMOFT製品があれば、AmazonのMOFT製品販売ページをチェックしてみるといいだろう。
当サイトでもMOFT製品をたくさんレビューしているので、ぜひ参考にしてみて欲しい。
- MOFT Xのレビュー記事「【レビュー】薄型スマホスタンドMOFT Xのアイディア勝ち!愛用決定です」
- MOFT Zのレビュー記事「MOFT Zレビュー|こんなに薄いPCスタンドがかつてあっただろうか」
- MOFT Floatのレビュー記事「MOFT Floatレビュー|Floatに目が行きがちだが実は万能なiPadケース」
- MOFT Snap-On iPhone12シリーズ専用スタンドのレビュー記事「MOFT with MagSagfeレビュー|iPhone 12裸族運用の最適解」
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