めちゃくちゃ便利なんだけれど、新しいカテゴリの商品なので伝えるのが難しいアイテムを紹介したい(うれしい悲鳴)。現在Makuakeでクラウドファンディング中のSuperHub SEという製品だ。簡単にいうと
- 3台同時充電器
- USB-C多機能ハブ
この2つが一つになったスグレモノ。
USB-C充電器とハブが一つになったのSuperHub SEがいい感じ!
— るびこ@理系男子のぐうの音 (@ruvico_gunone) May 26, 2020
・USB-C充電 ×2
・USB-A(ハブ) ×1
・HDMI(4K 60Hz)
Switchドックの代わりにもなるし、Macに使えばポート周りがスッキリするのが気持ちい。https://t.co/75FRI9CAF1#SuperHubSE #PR pic.twitter.com/C8E7qsmdWN
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実は以前もGENKI Dockという同一コンセプトの商品を紹介している。SuperHubはこの上位互換に当たるアイテムだ。
- Genki DockはNintendo Switchをメイン用途に想定しているのに対し、
- SuperHub SEはパソコンでの使用を前提に設計されている
SuperHub SEのレビュー用のサンプルを提供していただいたので、両者の違いも含め詳しくレビューしてみる。
MacBookにSuperHub SEを使うと・・・
文章で説明するよりも、まずは下の2枚の写真を見て欲しい。
SuperHub SEは充電器でありながら、USB-Cハブ機能も搭載している。わかりやすい図をMakuakeのプロジェクトページからお借りした▼
自宅でつなぎっぱなしで使ってももちろん便利だが、特に役に立つのが外出時。いろんな荷物をSuperHub SEにまとめることができるからだ。
次項から詳しくレビューしていく。
SuperHub SE|いろんな機能がこれ一つに
小さなスーツケースのような端正な外観。わずかに青みがかった濃いグレーでマットな質感。さらりとした肌触りでゴミがつきにくく、傷も目立たなそうなのでいい感じ。
これまでのZendureのアイテムはメタリックなものが多いイメージだったけれど、個人的にはSuperHub SEの方が好み。
そして驚くべきはこのサイズ。ほんの名刺サイズしかない。これで充電は30Wの出力なんだから驚き。さすが最新技術のGaN。
USB-Cケーブルと電源ケーブルが付属する。
充電のみ対応のUSB-Cケーブル(たとえばMacBookに付属しているもの)を使用するとSuperHub SEのハブ機能は使えないので注意したい。付属のUSB-Cケーブルはデータ転送にも対応しているので安心だ。
ポートは上から
- USB-C(30W、ハブ機能付き)
- USB-C(18W、ハブ機能なし)
- USB-A(ハブ機能付き)
- HDMI(4K、60Hz)
となっている。この大きさで合計48Wの出力を持つのだから驚きだ。最大3台まで同時充電できる。
一切抜かりのない高スペック
パソコンでの使用を前提に作られていることは先述の通りだ。そのことはスペックを見てみれば納得できる。
- 30Wの高出力充電
- 4K 60Hzに対応
- 電源を繋がなくてもハブとして使える
詳しいスペックはMakuakeのプロジェクトページを参照してほしい>欲しい機能全部入り!ビジネスにも遊びにもあらゆる機能満載なSuperHub SE
一つのポートで30Wの高出力
30Wの出力があればiPad Proはもちろん、MacBook Airすらフルスピードで充電できる。
僕は13インチMacBook Proで数週間使用してみたが、負荷の低い作業なら使用中も充電されていった。付属の61Wよりも給電が遅いことは確かだが、実用上困ることはなかった。(15インチ、16インチMacBook Proは所有していないので未検証だが、さすがに心許ないかもしれない)
結論としては、よっぽど大型のラップトップでもない限り必要十分な出力を兼ね備えていると評価できる。
4K、60Hzまでしっかり対応しているのは素晴らしいの一言
USB-C多機能ハブと名乗る製品の多くは、実は4K 30Hz止まりなことが多い。しかしSuperHub SEなら4K 60Hzに対応している。
写真編集やブログ執筆程度の作業ならフレームレートの高いメリットは正直ない。でも動きものの動画やちょっとしたマウスの挙動も滑らかで、「やっぱり60Hzはいいなあ」と思う。
せっかく外部ディスプレイを使用するなら、解像度だけでなくフレームレートにも拘りたい。
電源ケーブルを繋がなくてもハブとして使える
こういうところ、本当に抜かりない。
例えば、カフェなどで作業したいとき。普通ならMacBookの他に充電器とUSB-Cハブを持っていくことになる。しかし電源の取れる席に座れなかった場合、充電器は無用の長物になってしまう。
ところがSuperHub SEがあれば、充電器もUSB-Cハブも不要になるのだ。電源のある席が取れなくても、きちんとSuperHub SEは商品名の通りハブとして機能してくれる。
細かいところだけれど、使う人のことをよく考えられてできている。
※なお、Switchの映像出力には電源の接続が必須。
SuperHub SEの便利な使い方
最後に僕が実際に使ってみて便利に感じた使い方を紹介する。
使い方①:MacBookの充電兼ハブに
記事内で再三紹介したが、この使い方が個人的には最も気に入った。常時接続しておきたい外付けHDDをSuperHub SEに繋いで、机の下に隠しておけばデスク周りがスッキリして気持ちがいい。
ハブ機能としてはUSB3.1の規格に対応していて、大量の写真データを転送してもストレスがない。
SuperHub SEからのケーブル1本を繋げば外部モニターにも外付けHDDにも接続できる。デスクから持ち出してソファで作業する時も、デスクに戻す時も楽ちんだ。
ついでにiPadの同時充電もできてしまうんだから、デスク用途にはぴったり。
使い方②:iPad Proの充電器兼ハブに
MacBook ProのケーブルをiPad Proにつなぎ変えれば、そのままiPad Proで使用できる。外部モニターはiPad Proの画面のミラーリングに切り替わるので、マウスとキーボードがあればそのままデスクトップライクに作業できる。
文字入力に集中したいときは閉口作業が苦手なiPadの方がかえって捗ることも。
HDMIケーブルの抜き差しは面倒なので、普段ならわざわざiPad Proを外部モニターに繋いだりしないが、SuperHub SEのおかげで気軽にMacBook Proからつなぎ変えることができる。
使い方③:Nintendo Switchのドックの代わりに
汎用的なUSB-Cハブでは不可能なNintendo Switchの映像出力にも対応している。帰省や友人の家に持っていく時に大きなドックを持ち運ばなくてもOK。
パソコンでの使用に耐えうるスペックなので、正直Nintendo Switchではオーバースペックなくらいだ。現にNintendo Switch向けにに作られたGenki Dockは25W充電、HDMIは1080pまでと必要最低限だ(その分更に小さく軽いというメリットはある)。
帰省の時の充電器はこれ一台で十分だなあ。
今日のぐうの音:自宅のメインにも、外出時のスーパーサブにも
褒めるだけのレビューだと嘘っぽく感じられるのだが、およそ悪いところが見つからない。充電器としては30Wと人によっては物足りなく、USB-CハブとしてもUSB-AとHDMIしかない。悪く言えば器用貧乏なところくらいか。
したがって機器によってメインで使うには力不足かもしれない。そんな場合でも外出時のスーパーサブになることは間違い無いだろう。
どんな人でも、その人にぴったりな使い方が必ずある。SuperHub SEはそんな愛されるアイテムだと感じた。あなたの生活スタイルではどんな使い方ができるだろうか?
Makuakeのプロジェクトページ>欲しい機能全部入り!ビジネスにも遊びにもあらゆる機能満載なSuperHub SE
ラップトップ:13インチMacBook Pro
キーボード:HHKB Professional BT
マウス:Logicool MX ERGO
モニター:BenQ EW3270U
ヘッドフォン:SONY WH-1000XM3
スピーカー:Bose SoundLink Resolve
[…] くとして、ポータブルモニター用にもSwitchの映像出力に対応した充電器兼ハブがあると捗る。 […]